ナンバーナイン様より配信中の『江戸御髪新装版+分冊版』電子書籍が、本日から6月10日まで30%OFFセール開催中です。この機会にぜひご一読くださいませ📖
Kindle https://t.co/UNV9nz0X4F

36 176

同人誌『江戸御髪・新装版』+『江戸御髪・分冊版(新作)』電子版をBOOTHで販売開始しました。
こちらはPDFデータのダウンロード販売です。スマホやタブレット等でお読みいただけるので便利です。
https://t.co/Of7ypdN3B3

130 309

『お江戸スタイルブック』で髪型が気になった方は撫子さんの既刊もどうぞ。

江戸御髪
https://t.co/OGc7YofLBz
かぶきのかつら
https://t.co/A01wVMnwqL

5 6

【お染】明治時代の髪型ですが(可愛くて描きたくなったもので)。若い娘の代表的髷「桃割れ」に橋を掛けたような髷です。歌舞伎のお染久松から呼び名がつきました。うしろの丈長の見送りがとってもキュート。

102 457

【志の字髷】江戸時代中期。本来は幕府・大名の下級女中の髷が、庶民の間でも結われるように。笄髷の一種。春信や歌麿の浮世絵にも登場。髷かけの縮緬がリボンのようで可愛いです。(御殿女中は布はかけない)「島田くずし」とも呼ばれる。#江戸御髪

41 131

【割鹿子(わりかのこ)】江戸時代後期〜幕末頃。根の左右に輪を作り、その髪先を笄に巻きおさめ、髷かけ(飾り)に鹿の子縮緬をかけます。若い娘や主婦、料理屋の仲居まで幅広く結われた髷。切り前髪は粋筋の間で流行しました。けだるい感じで好き。

42 154

【勝山(かつやま)】江戸時代中期。勝山は江戸時代初期から盛んに流行していた髷ですが、中期になると輪が扁平になってふっくら横に大きくなります。喜多川歌麿の浮世絵にも多く登場。この勝山髷がのちに丸髷へと変化してゆきます。

97 310

【ばい髷】江戸時代中期。歌麿の浮世絵によく登場します。髻(もとどり)の毛を横添えの毛の上に大きく被せて笄で止める。後の天神髷の原型。花魁をはじめ粋筋に幅広く好まれました。正式な場所ではなく、くだけたシーンで結う感じです。笄に髪が巻き付けられた形が貝に似ているところから命名

53 245

【島田髷】文化期頃。髷の根には緋色縮緬の花掛け、髷掛けは房付き浅葱色縮緬の丸ぐけです。後差しは紋かんざしが八本。
余談ですが幕末の頃には遊女の髷は島田が主流になるそうです(兵庫は廃れる)。
歌川国貞『花魁図 丸海老屋内 江川』ヨリ

60 186

【結綿(ゆいわた)】つぶし島田の腰に鹿の子をかけた髷。結綿とは重ねた真綿の中央を紐で結んだもので、それに髷の形が似てることから命名。(この絵だと髷が見えにくくてすみません) 前髪の毛先が頬のところで切り揃えてあるところもポイント。江戸時代後期

38 134

【立兵庫】化政期の遊女の髪型。風俗学上『横兵庫』とするのが正しいらしいが、意地と張りの〝伊達〟な遊女の世界にピッタリな名称として伊達兵庫→立兵庫の呼び名が定着。
前髪の毛先を2つに分けて左右に垂らしてあるのがとてもキュート。(歌川豊国画「新吉原江戸町玉屋内 花紫」ヨリ)

98 308

【投島田(なげしまだ)】明和(1764〜72)頃の遊女の髪型。髷(まげ)の根が後頭部にあり下がっているため、髷先が仰向く形になる様子が投げ首に似たところから、この名前がついた。
髱(つと)は『鷗髱(かもめづと)』。美しいのはもちろん、髱先を反り返らせることで襟の汚れも防げて一石二鳥。

24 56

【両兵庫】横兵庫・二つ兵庫とも。遊女の髪型。安永年間(1772〜81)あたりに登場。江戸初期に結われていた兵庫髷を右横に倒し、余った髪で左側にもう一つ髷を作ってある。両方に輪のできた兵庫髷は、化政期(1804〜30)になると巨大に膨らんでお馴染みの花魁の髪型・立兵庫と進化します。

57 150