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煌月「稲葉殿が脇目もふらずに走っていきましたが、何かあったのですか」
火影「好きな人に会いに行ったんですけど…煌月様が気にされるくらいの勢いだったんですね」
煌月「ええ。モモがつられて走っていったので」
#煌月の大奥訪問
稲葉「選りすぐりの秋の味覚をお持ちしました」
煌月「随分多いですね。これで一人前ですか?」
稲葉「いえ。まだまだありますので、遠慮なく召し上がってください」
煌月「…そうですか」
煌月(滞在中に体型が変わりそうです)
#煌月の大奥訪問
煌月「というわけで、お邪魔いたします」
春日局「急なお越しですね。事前に文をいただければ歓待の用意が出来たのですが」
煌月「水尾様から、江戸では突然の訪問が喜ばれると聞きましたので」
春日局「それはあの方の思い込みです」
#煌月の大奥訪問
水尾「煌月。しばらく江戸に行ってこい」
煌月「行くのは構いませんが、どんな用件でしょう」
水尾「まだ顔合わせてねえ奴らがいるだろ?そいつらで遊んでくりゃあいい」
煌月「あまり興味はないのですが…わかりました」
#煌月の大奥訪問