# ff14

やがて、アウラ娘さんは満足したのか一人ファッションショーを終え、
荷物をまとめ立ち上がると上機嫌で駆け出した。

至福の表情で悦に浸る爺の目の前へと。

次の瞬間。
事態を察した爺は、即座に背後の空間へ向けて飛び出した。

……ポッカリと外の海に向け口を開いた搬出口に。

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