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「華の波間に」
最期の時間まで白孔雀と共に過ごすことを決めたオルゴール人形は、抱えきれないほど沢山の蒼い花々を集めました。
刻々と近づく終わりの時間に向けて。
彼女に救われた人々もまた、彼女に良く似合う蒼い花々を捧げました。
彼女の安らかな眠りを願って。
#白羽根の旋律
オルゴール人形
大昔の技術で作られた、天使の形をした精巧なオルゴール人形。
土に埋まった大きなオルゴールの中から発見された。
生身っぽく見えるが作り物。素材は不明。
意思を持ち、自由に歩き回るが、言葉は喋れない。
いつも白い孔雀と共に居る。
物語は #白羽根の旋律 で見られます。
奇跡を与えるもの(ZEROTEN2018にて展示中)
彼女の側には、いつも白い孔雀が寄り添っていました。
彼も言葉こそ話しませんが、彼女の意に沿うように、静かに人々の願いを聞き入れていました。
彼女は、気づいていました。
本当に奇跡を起こしているのは、この孔雀だということに。
#白羽根の旋律
彼女は、遺跡を守るように眠っていた白い孔雀と一緒に、廃教会で過ごすようになりました。
彼女は言葉を喋ることができませんでしたが、どうやら意思めいたものを持っているようでした。
人々が彼女に祈ると、彼女はその祈りを受け止めるように、静かに瞳を閉じるのです。
#白羽根の旋律
「祈りの標(しるべ)」(PICO*LABo2017)
大昔の技術で作られたそのオルゴール人形は、とある遺跡から発掘された大きなオルゴール箱の中で眠っていました。
目を覚ましたそれはとても美しく、まるで本物の天使のようでした。
人々はいつしか彼女に祈りを捧げるようになりました。
#白羽根の旋律