【縹色の恋心】
アイアース・アンディーノは、九十八聴さん【】に片想いをしています。
彼女の恋心も、自分に振り向くことはないことも百も承知で、ただひたすらに愛を手向けます。

「海に落ちるような恋を、海に溺れるような愛を」

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らせん階段をのぼって、天使を名乗る人の話を聞いて……。

「……おかしい。おれはあのとき、海に……」

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