【アメノウズメ】
芸能の女神。

隠れた太陽女神を誘い出すために岩戸の前で舞踊って数多の神々を笑わせたことから、神事や大衆文化を含む芸能の祖とされる。

おたふく面はこの女神がモデルという説もある。



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【イワナガヒメ】
石長比売。
山神の娘で、山・岩の女神。
サクヤビメの姉。

妹ともに天孫ニニギの妻となる予定だったが、あまりの醜さから彼女だけ返されてしまった。

結果、天孫は岩の如き長寿を失い、人と同じだけしか生きられなくなった。

 

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【コトシロヌシ】
オオクニヌシの子。
「国譲り」後はオオクニヌシの後を継ぎ、国津神たちを率いて天孫に従う。

釣りが大好きだが、ニワトリのせい(実際は寝ぼけた自分のうっかりのせい)で海に櫂を落とした挙げ句にサメに手を噛まれたことから、ニワトリが大嫌い。



0 14

【アメノホヒ】
誓約の時に生まれた、アマテラスの次男。

「国譲り」の第一の使者として派遣される。

ところがオオクニヌシに心服してそのまま地上に居着いたので、天界サイドからは裏切り者扱い。

「国譲り」成立後は、そのままオオクニヌシを祀る立場に。



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【弁財天】
誓約の際生まれたイチキシマヒメ。
のちに弁財天と習合。

弁才(トーク力)の神。
他にも学問や音楽など文化部系の守護者っぽいイメージだけど、8本ある腕全部に武器を持ったバリバリの武闘派でもある。






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【スサノオ】
日本神話の英雄神。
「悪童が、その行動力と判断力で将来出世する」の典型。

スサノオを祀る八坂神社の神紋が木瓜(もこう)なので、関係者はキュウリを食べなかったとか。

そこから発展して、「スサノオはキュウリが嫌い」という説話まであります。

 

0 25

【よもつへぐい】
すでに黄泉の食事を口にしていたので生き返ることができなかったイザナミ。

帰りたいけど帰れない、みたいな話なんですが、『日本書紀』の一書では「もうやることやったし、なんで帰らなあかんの?」的なことも言ってたり。




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【トヨウケ、伊勢へ】
アマテラス御自らのご指名で、丹波から移動。

「食事をとるにも一人じゃ寂しい」という理由ですが、

「ホントにそんな理由で女神を呼んだんですかぁ?」っていう邪推(?)から、アマテラス(もしくは本来の伊勢の神)は男神だった説も存在。



0 4

【イザナギの幽宮は淡海?淡路?】
全ての役目を終えたイザナギが隠居した場所。

『古事記』を信じて淡海(近江)の多賀か
『日本書紀』を信じて淡路の洲か

淡路島と、近江の象徴・琵琶湖。
偶然にも、形から大きさから非常に似ています。

 

0 6

【イザナギとイザナミのご聖婚】
鯨幕(白黒の幕)といえばお葬式のイメージ。
ところが本来は神事や皇室の婚儀でも用いられる格式の高いもの。

鯨幕が葬式用として定着したのは昭和以降のことで、それまで弔事で用いるのは白幕または浅黄幕(白と青)でした。



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【占うミナカヌシ】
水晶占いは西欧というイメージですが、実は日本でもそれに近いものがあった可能性が。

『日本書紀』仲哀天皇紀、「神功皇后が海中より如意珠を得た」とあるのが水晶占いだったのではないか、とのこと。


 

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【北極星・北斗七星信仰と習合したミナカヌシ】
なぜか両手とも右手。

北斗七星。
日本は「柄杓」に喩えるが、北欧では「オーディンの車」、エジプトでは「オシリスの車」、イギリスでは「アーサー王の車」など、神や英雄のマイカー。


 

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