小鳥は歌い 花が枯れ
陽が地へ手を伸ばし 一層陰翳が濃度を増す
しじまのうたかたに響く音無き聲
少女はふわりと足取り軽く 男はぐらりと足取り重く

踊る踊るは胎(はら)の中
見知らぬミチのその向う
ぼくらはその双眸で何を視る

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