【生薬名】
主薬効成分:セスキテルペン類
エキスはイヌI.Vにて血管拡張作用を示す。
漢方では清熱作用等の効能で利用される。
釣藤散の構成生薬。
目にも良いらしく、杞菊地黄丸にも利用されている。
刺身とかに添えられてる菊の花は醤油に散らして食べるの地味に好き。

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【葛根】
主薬効成分:プエラリン(イソフラボンの一種)
粉末又は水エキスはウサギ(p.o)で解熱作用を示す。

みんな大好き葛根湯に入っている生薬。
葛湯も葛餅も葛切も葛芽の天ぷらもおいしい生薬。

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【竜胆】
主薬効成分:ゲンチオピクロシド
生薬としては苦味健胃薬として用いられる。
海外でもスーズやカンパリ、アンゴスチュラビターズなどの苦みリキュールとして親しまれる。
名前の由来は、「普通の胆も苦いけど、竜の胆はこの植物レベルで激苦なんじゃね?」ということから。

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【麻黄】
主薬効成分:エフェドリン
(長井長義さんが頑張ったやつ。)
ドーピング検査引っかかるので運動してる人は注意が必要。
発汗作用があると言われているが、節部位は逆に止汗作用があると考えられ、「去節」という修治概念がある。
友人曰く「とても絵面映えしない生薬」

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【大棗】
主薬効成分:Zizyphus saponin・cyclic AMP等。
脾胃を補う「気」剤。
中国では食材としてもお馴染み。お菓子もある(Link先)
「ナツメヤシ(デーツ)」とは全くの別物。酸棗仁とも実は基源植物違う。
https://t.co/e5XnTVI7hy

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【桂皮】
主薬効成分:シンナムアルデヒド(ケイアルデヒド)
ニッキ・シナモンとも言われるおなじみのスパイス。
漢方では「気」剤扱い。
特有の芳香は好き嫌いがかなり分かれる。桂皮が入っている漢方投薬時は患者さんに「シナモンや八つ橋は大丈夫ですか?」って聞くといいかもしれない。

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【甘草(カンゾウ)】
主薬効成分:グリチルリチン酸
抗炎症効果有。(ステロイド様作用)
漢方では、各生薬同士のムードメーカー・調和役としてよく入れられる。
1日の上限量は7.5gまでと言われている。

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