『緋桜』⑦影
朝早くから緋眼は出掛けると言っていた
「きっとすぐ帰るから、お家で待っていておくれ。是非、我にただいまと言わせてくれるのだぞ」
そういった彼女の笑顔は綺麗で、あまりにも普通で
何故だか落ち着かなかった
その日、私はおかえりと言えなかった

1 14

緋眼ちゃんと契約した冥ンフェリア、オッドアイ化する説…?

0 1