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確かにあった愛する気持ち
互いが忙しく
合わない時間と逢えない日々
いつの間に変わった心の中は
貴方を消そう…と私に告げる
そんなことない…
何度もそう言い聞かせ
今日まで来たの
胸に手を当て確かめる本音
逢いたい?声が聞きたい?
心が問う
そこには
答えられない私がいた
#自詩集より
ネオン煌めく都会の隅
知らない
見えない
誰の声も聞こえない…
そう思い込んで背けた視線
だってもう居ないもの
大好きだった貴方は
もう…居ない…
私だけ時が止まった様に
私だけ取り残された様に
あの日に置いてきた筈の
貴方への愛を
街のざわめきが
想い出させる
あ な た…
#自詩集より
秋の風が
冷たい夕間
僕の心が
カサカサ覚束ない
君はじゃあねと言って
悲しげに微笑み
離れていく
僕の眼に映る君は半透明で
その後ろ姿が
別れを語っているよう
涙でぼやける君を
僕はただ見送るだけ
心で伝えた
君へのまたね
僕はひとり
君の残り香纏い
瞼を閉じ憂う
#自詩集より
好き
嫌い
好き…
もう最後の一枚ね…
言いたくない
最後の花びら
もう一枚あったら…
こんな事しても
気持ちなんて変わらないのに
何度やっても嫌いで終わる
その花
貴方が
とっても好きだったから
わかってるけど
選んじゃうの
いつか奇跡が
起こります様にと
その時を待ちわびて
#自詩集より
貴方を知って胸が高鳴り
貴方と逢って愛を知った
貴方の声が恋しくて
夜中に電話した
あの日の想い出
貴方を失い心が壊れ
貴方を忘れたくて哭いた夜
忘れるなんて出来なくて
溢れる涙で景色が滲んだ
貴方を愛した日々
これからも続く私の物語は
ずっと…
貴方への愛と共に
#自詩集より
もう逢えないなんて
わかってる
そんな事
わかってるのに
我儘な私の心が
また泣き喚く
好き…
空を舞う一羽の蝶
逢いたくなったら
声が恋しくなったら
貴方の温かい胸に
蝶になれたら
ゆらゆらと舞い
貴方の元へ
その唇に触れさせて
私の名を呼んで…
吐息混じりのキスを…
#自詩集より
別れても続く愛があるなんて
逢いたくて…
逢いたくて…
そればかりの
あの頃より大きくなる愛
あの大きく澄んだ瞳
とっても好きだったの
あの大きく澄んだ瞳に
見つめてほしくていたあの頃
あの満月に似ているんだもの
吸い込まれそうな綺麗な月に
貴方を重ね想う
愛してる…
#自詩集より
もう声に出せない貴方の名を
幾度となく記しては
心で呟く貴方への逢いたいは
行き場を無くし
揺蕩い…
舞い散る木の葉のよう
どうか…
どうか…
貴方の
記憶の中の私だけは
笑顔で生きていますように
私の中の貴方は
今も微笑みながら
私の隣にいるようで…
#自詩集より
河のせせらぎに貴方を想い
道端の花たちに貴方を想い
夜空の星の光に貴方を想う
あらゆるものが
貴方へと導く
記憶の欠片
貴方への想いは
線香花火のように
まだ
消えそうで消えない…
淡く…
儚く…
そして美しい記憶
もう少しだけ
あと少しだけ…
好きでいてもいいですか…
#自詩集より
貴方を想い空を見上げた
きれいな空ね
ふたり歩く道はいつも
星空ばかりだった
夜しか知らない貴方
ほら…起きて
こんなに空が青いのよ
そう言って
貴方を起こす私
今はこの空を見上げ
あの頃を浮かべては
ひとり…
ふっと笑ってしまう
今はもう
私から言えないこの青を…
#自詩集より
貴方を見つけて恋をして
貴方を失ってまだ愛がある
ごめんね
こんな愛し方しか
出来ない私なの
そばに居ると苦しくて
貴方の輝きが強すぎて
遠く遠く離れた私
愛してる
ずっと
きっと
永遠に
こんな愛し方しか
出来ない私
こんな愛し方しか…
夜空に輝く一番星
貴方のようで…
#自詩集より
私の中のもうひとりの私が
涙を拭い抱き寄せる
僕の中で少し眠りなよ
恋に疲れ愛に苦しみ
そんな時現れる
もうひとりの私
僕が代わりに生きるから
そうやっていつも
女を捨て男になるのだ
そして女の私は
深い眠りにつくの
きっと未来で待ってるんだわ
寂しがりやの泣き虫な私が
#自詩集より
貴方と歩いた道
貴方と行った店
貴方と見た景色
想い出の記憶
塗り替える私の覚悟
もう前に進まなきゃ
貴方がくれた綺麗な記憶
忘れたくないよ…
でも
忘れなきゃ…ね…
少しだけ強くなったのよ
だってほら
私
笑ってるもの
この涙は違うの
違うんだから…
だめ…
好きだよ…
#自詩集より
貴方が最初にくれた
大切なネックレス
今は遠く
半透明でいる貴方
あの時のネックレスは
小さな箱に鍵をかけ
仕舞ったわ
私を見て微笑む
貴方の笑顔
その声…
仕舞えない
貴方のその笑顔が
一番のギフト
仕舞わずにいたい
幸せだったあの瞬間を
心に残した
ネックレスの代わりに
#自詩集より
貴方を見つけた日
あれからもう一年
また暑い季節ね
今はいない私の左を
風が通り過ぎてゆく
何度も歩いた
川沿いの遊歩道
とっても短い距離なのに
とっても時間がかかるのよ
一歩一歩の景色に
貴方を想い出しては
立ち止まるの
捨てたはずの愛なのに…
それなのに…
私はまだ…
♯自詩集より
貴方と私で紡いだ
素敵な物語
切り取って保管した
鮮明な記憶
いつか
埃を被ったアルバムの
セピア色になった写真を
笑い皺深くして微笑む
心の中は
鮮やかなまま
瞼を閉じ
想い返す姿を浮かべ
今の私は
そっと記憶に鍵をした
その鍵を遠い未来で
開けるその日まで…
#自詩集より