確かにあった愛する気持ち
互いが忙しく
合わない時間と逢えない日々

いつの間に変わった心の中は
貴方を消そう…と私に告げる

そんなことない…

何度もそう言い聞かせ
今日まで来たの

胸に手を当て確かめる本音

逢いたい?声が聞きたい?
心が問う

そこには

答えられない私がいた

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まだ人生道途中
微かに光る
遥か先

ただただ前だけを見据え
只管に行け
ただ只管に
我が未知(道)を

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ネオン煌めく都会の隅
知らない
見えない
誰の声も聞こえない…

そう思い込んで背けた視線

だってもう居ないもの
大好きだった貴方は
もう…居ない…

私だけ時が止まった様に
私だけ取り残された様に

あの日に置いてきた筈の
貴方への愛を

街のざわめきが
想い出させる

あ な た…

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秋の風が
冷たい夕間 

僕の心が
カサカサ覚束ない

君はじゃあねと言って
悲しげに微笑み
離れていく

僕の眼に映る君は半透明で
その後ろ姿が
別れを語っているよう

涙でぼやける君を
僕はただ見送るだけ

心で伝えた
君へのまたね

僕はひとり
君の残り香纏い
瞼を閉じ憂う

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好き
嫌い
好き…
もう最後の一枚ね…

言いたくない
最後の花びら
もう一枚あったら…

こんな事しても
気持ちなんて変わらないのに

何度やっても嫌いで終わる
その花

貴方が
とっても好きだったから
わかってるけど
選んじゃうの

いつか奇跡が
起こります様にと
その時を待ちわびて

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貴方を知って胸が高鳴り
貴方と逢って愛を知った

貴方の声が恋しくて

夜中に電話した
あの日の想い出

貴方を失い心が壊れ
貴方を忘れたくて哭いた夜

忘れるなんて出来なくて
溢れる涙で景色が滲んだ

貴方を愛した日々

これからも続く私の物語は

ずっと…
貴方への愛と共に

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もう逢えないなんて

わかってる
そんな事
わかってるのに

我儘な私の心が
また泣き喚く

好き…

空を舞う一羽の蝶

逢いたくなったら
声が恋しくなったら
貴方の温かい胸に

蝶になれたら

ゆらゆらと舞い
貴方の元へ

その唇に触れさせて

私の名を呼んで…

吐息混じりのキスを…

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別れても続く愛があるなんて

逢いたくて…
逢いたくて…
そればかりの
あの頃より大きくなる愛

あの大きく澄んだ瞳
とっても好きだったの
あの大きく澄んだ瞳に
見つめてほしくていたあの頃

あの満月に似ているんだもの
吸い込まれそうな綺麗な月に

貴方を重ね想う
愛してる…

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もう声に出せない貴方の名を
幾度となく記しては

心で呟く貴方への逢いたいは

行き場を無くし
揺蕩い…
舞い散る木の葉のよう

どうか…
どうか…

貴方の
記憶の中の私だけは
笑顔で生きていますように

私の中の貴方は
今も微笑みながら

私の隣にいるようで…

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河のせせらぎに貴方を想い
道端の花たちに貴方を想い
夜空の星の光に貴方を想う

あらゆるものが
貴方へと導く
記憶の欠片

貴方への想いは

線香花火のように

まだ

消えそうで消えない…

淡く…

儚く…

そして美しい記憶

もう少しだけ
あと少しだけ…

好きでいてもいいですか…

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貴方を想い空を見上げた

きれいな空ね

ふたり歩く道はいつも
星空ばかりだった

夜しか知らない貴方

ほら…起きて
こんなに空が青いのよ
そう言って
貴方を起こす私

今はこの空を見上げ
あの頃を浮かべては

ひとり…
ふっと笑ってしまう

今はもう

私から言えないこの青を…

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貴方を見つけて恋をして
貴方を失ってまだ愛がある

ごめんね

こんな愛し方しか
出来ない私なの

そばに居ると苦しくて
貴方の輝きが強すぎて

遠く遠く離れた私

愛してる
ずっと
きっと
永遠に

こんな愛し方しか
出来ない私

こんな愛し方しか…

夜空に輝く一番星
貴方のようで…

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私の中のもうひとりの私が
涙を拭い抱き寄せる

僕の中で少し眠りなよ

恋に疲れ愛に苦しみ
そんな時現れる
もうひとりの私

僕が代わりに生きるから

そうやっていつも
女を捨て男になるのだ

そして女の私は
深い眠りにつくの

きっと未来で待ってるんだわ
寂しがりやの泣き虫な私が

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貴方と歩いた道
貴方と行った店
貴方と見た景色

想い出の記憶
塗り替える私の覚悟

もう前に進まなきゃ

貴方がくれた綺麗な記憶
忘れたくないよ…

でも
忘れなきゃ…ね…

少しだけ強くなったのよ

だってほら


笑ってるもの

この涙は違うの
違うんだから…

だめ…

好きだよ…

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貴方が最初にくれた
大切なネックレス

今は遠く
半透明でいる貴方

あの時のネックレスは
小さな箱に鍵をかけ
仕舞ったわ

私を見て微笑む
貴方の笑顔
その声…

仕舞えない
貴方のその笑顔が
一番のギフト

仕舞わずにいたい
幸せだったあの瞬間を
心に残した

ネックレスの代わりに

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貴方を見つけた日
あれからもう一年
また暑い季節ね

今はいない私の左を
風が通り過ぎてゆく

何度も歩いた
川沿いの遊歩道

とっても短い距離なのに
とっても時間がかかるのよ

一歩一歩の景色に
貴方を想い出しては
立ち止まるの

捨てたはずの愛なのに…
それなのに…

私はまだ…

♯自詩集より

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貴方と私で紡いだ
素敵な物語

切り取って保管した
鮮明な記憶

いつか
埃を被ったアルバムの
セピア色になった写真を

笑い皺深くして微笑む

心の中は
鮮やかなまま

瞼を閉じ
想い返す姿を浮かべ

今の私は
そっと記憶に鍵をした

その鍵を遠い未来で
開けるその日まで…

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