【ポテンシャル】
鉄と鉄の接合は鍛冶技術の基本。
表面が溶けるまで加熱し鍛打するとピタリと貼り付く。
折り返し鍛錬の様な大きいものから小さい茎の継ぎ延ばしまで基本原理は同じ。
因みに火縄銃は「巻張り」という螺旋接合法。
一枚鉄を巻く突合わせ式があり、接合技術の極みである。

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【鑑賞と視点】

「刃文」は鋼が硬化した模様。
「地肌」は練られた鋼の模様。

参考に、一振りの刀の視点を変えて撮影してみた。

それぞれが鮮明になる『角度』が見えるだろう。

 

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これがこうなってこうじゃ!的な二日めの流れ。
「途中を見られるのは少し恥ずかしいですね」(※それでも撮らせてくださった)と水木刀匠が仰った2枚目の画像から4枚目の状態まで2時間強。

匠の技って、目の前で見てるのに何が起こってるか解らない……。


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