どこかで会ったような
そんな予感がした
見つめる視線に
逸らす瞳
微熱のまま裸で抱きあえば
もうそのまま遠くへ
消えてもいいとさえ
君は舞い降りた
僕を守るため
時空の壁を越えて急降下
時が止まる
二人は再び出逢えた
 

0 2

夢ならよかったのに
逢わなきゃよかったのに
愛さなきゃよかったのに
電話しなきゃよかったのに
名前聞かなきゃよかった
君をみかけなきゃよかった
声も聴かなきゃよかった
こんなとこまでこなきゃ
よかった
傷つかなきゃよかった
よかったよかったよかった

本当は優しく
すればよかった

0 2

パソコンの薄明かり
ふと目が止まる
君を 見つけた
ゲームでゲームを
するような
すばしっこい艶やかさ
別の感覚 私を変える何か
近寄らないで anymore
触れないで touch me
遊びなら 出直して
蝶は花に留まるように
誘惑するのは
君じゃないから
早く お逃げなさい
 

0 6

寂しくて孤独な夜が怖い
本当はね 涙で枕が濡れてるの
そのうち遠くへ消えそうな
想いを捨てられず
あの頃の面影をまた探す
君に似た人に出逢ったんだ
どんなことがあっても
捨てないと言ってくれた
そんな優しい人を
孤独がまた傷つけてしまう
 

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時の虚い浅き夢 
水面に映るは月の影
ふたつ並べて頬染めし
流れて儚く消えた恋
貴方に美裸れて狂おしく
咲き乱れてああ
燃やして
千夜の時廻る恋雨情
藤の薫る調べに
 

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