琴子を大切に思うから 前に立とうとする九郎…階段があれば先を行き手を差し伸べる…けれど、その手を払い 階段を上り 杖を左に持ち替える琴子…「手を繋ぐから右隣に来なさい」の合図みたい…九郎の隣で一緒に歩いていたい…九郎の手を引いていた六花には無い そんな思いが愛おしい。

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