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#誰彼町キ譚
【カプター】
誰彼世界の竹とんぼの怪異。監視、警備用に開発された空を自在に飛ぶゴーレムの一種。螺旋翼霊呪陣による姿勢制御と機動性が優秀で、一陣や推羽等の風属性スペルの他、四つの盾を組み合わせて一つのドリルのように変形してからの突撃が強烈。主に工場や飛行場に出没する。
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【ダイアル】
誰彼世界の時計盤の怪異。時間に恋をした病的な占星術師(錬金術師とも)がその美しさを己のものとするために製造した。スペル発動短縮や行動遅延など様々な術を使うが、真に恐るべきは“全て”元に戻す無限時刻のスペルである。製作者の望み通り、永遠を永遠に過ごすがよい。
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【シュルーム】
誰彼世界の茸の怪異。沼地の魔女を彷彿させるような、人間を苗床とする有毒な呪菌類。その耐え難い爛れた異臭に引き寄せられたものは腐界や木蠱毒のスペルで捕らえられて養分となる。この怪異による病毒はどこか『ドニートットの奥義書』の事件の症例に似ているようだ。
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【ブギーマン】
誰彼世界のゴミ袋の怪異。基本的に紫の異界のゴミ捨て場等で何もせずに佇む少年の様な形の魔物だが、近づくと唐突に歪に曲がった金属バットで襲い掛かり、行方不明の亜空の腹の中に取り込んで攫おうとする。その姿形は相対する者によって変わるというが・・・。
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【ブギーマン】
誰彼世界のゴミ袋の怪異。基本的に紫の異界のゴミ捨て場等で何もせずに佇む長身の男の様な魔物だが、近づくと唐突に異様に長い両腕で襲いかかり、行方不明の亜空の腹の中に取り込んで攫おうとする。その姿形は相対する者によって変わるというが・・・。
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【ハグ】
誰彼世界の山姥の怪異。恐怖を頂く不入の山に嫁いだ古き巫女。抱擁を求めるやせ細った少女に見えるが、身体は岩か老木のように固く、人間など紙のように引き千切る人喰い。頭部から生えた角のような枝も山の意思を受け取るアンテナのようなもので、“中身”は全くの別物である。
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【タントゥラム】
誰彼世界の地団駄の怪異。過去に恐るべき山に奉げられた生贄たちの片目片足の魔。その足踏みは大地を揺るがし、雷を呼び、火の禍を巻き起こす災害めいた存在である。厳格な父なる山の怒りの代行者だが、何も知らぬ民にとっては或いは赤子の駄々と変わらないものだった。
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【トライアド】
誰彼世界の三脚巴の怪異。邪悪なドルイド僧の呪術写本『ガラ・ナ・ゴラナ』を参考に生み出された奇っ怪な魔。本来、神聖なるシンボルである三つ巴の渦巻きを故意に歪んだ輪廻として再現しており、摂理に反する異様な再生能力を誇る。ゆらゆらと揺蕩うような動きが不気味。
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【スタンプ】
誰彼世界の足音の怪異。生々しい足だけの魔物だが、その姿は常人の目には映らず、足音と足跡だけが現実世界に干渉し、それに追いつかれた時にその者は失踪することになる。戦闘能力は高くないが、一度狙われればいつまでもついてくるので背後からの不意打ちには注意が必要。
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【プレイア】
誰彼世界の修道女の怪異。敬虔な信徒を装うが、正体は魔宴の教会堂に巣くう六本の斧鎌を振るう凶暴な蟲。異様なほど食欲が旺盛で、生あるもの(特に男)をほとんど反射的に襲う。その祈りも犠牲者のためのものでなく、“供喰”、“祈斧”など魔への嘆願である。
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【エコー】
誰彼世界の拡声器の怪異。誰の声かわからない、返事をしてはならない幽谷響の正体であり山の意思の使い。今まで何人もの人間が不入の山に呼び寄せられ、そして行方知れずとなった。全方位に強力な音波を放つ“八咆”や魔力を増幅させる“呼霊”等の風属性のスペルが厄介。
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【シェード】
誰彼世界の日傘の怪異。散歩する日傘の婦人のように見えるが、人体部分は日傘が落とす影人形であり、本体は日傘の方である。特に7月から9月にかけての夏の間に出現し、幼い子供を攫うとされ、ある年の小学校では戒厳令が出されたほど。影渡や陽影のスペルを使う。
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【ワイアー】
誰彼世界の電線の怪異。内部に何本もの脈動する血管のような導体を備えた蛇の如き魔物。電柱や鉄塔などに寄生することが多く、不可解な電線事故を引き起こしたりしてきた。一体一体は大したことないが何匹も同時に現れると連携して強力な電撃のスペルを放つ。