その夜、寝るのも一緒です。
それからというもの、男の子はソーと踊ったり、
しりとりをしたり、かくれんぼをしたりして楽しく遊んでいました。

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ソーは、
「ボク人間の子どもに会いたい。人間の世界に行きたい。」
「だめだ。人間の世界に行くとこっちに戻って来れないぞ。」
「それでも行きたい。どうすればいい?」
ソーは、ゆずりません。
あまりの意志の固さにとうとうおじさんも

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