憔悴した先に
視界に広がった花畑
死ぬ気がないのなら
詩を紡ぎなさい
師が僕にそう告げた

四肢を奪われた
獅子の言の葉は
深海に
沈んだ
真珠となった

静々と綴られてきた
真実の語り部となって
舌先に甘さを残す

新生『裏路地ドクソ』
しかと目に焼き付けよ

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