# one

『ほらぁー!起きなさいよぉー!』

『な、長森…お前、なんでオレの布団の中に!?』

『だ、だって浩平、こうでもしないと起きそうにないからっ…』

『だからって、布団に潜り込まなくてもいいだろっ。もし、由起子さんに見られたら…』

『そ、その時はその時だよ!』


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