最新の蒸気強化衣に身を包み、帝都の月夜を背景に駆ける。
特徴的な帽子を目深に被り、冴え渡る紡歌流の式鬼どもを引き連れて
今日も帝都の平穏を荒らし回る。
人呼んで、怪盗おたまん仮面である!

23 58

多くの道は過ぎ去りにけども
避けて通れぬ闇はなく
さりとて、唯怖れては返り途
祝いの札を握りませう

10 10