僕と彼女を乗せた宇宙船は、出発してすぐに土星の輪っかをくぐり抜けると、やがて太陽系から飛び出す頃には亜音速にまで達していた。

行き先はどこまでも。
日程はいつまでも。

オリジナルSF小説
『星々の合間を縫って、遥か彼方へ』
https://t.co/Vy4U2OddgD

0 2