「怒るよ。本気で」

流伊が俺の目の前に立って、顔を覗き込んできた。

「頑張りすぎなくらい、頑張ってるから。自分を責めんなって」

φ(・ω・*)この辺イメージ。


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彼の顔を。匂いを。性格を。瞳を。
その全てを思い出し、笑う。

濁った湖の底を見るような、朧気な感覚でしかないけれど。

「ん、一織は一織。……あーもう、私の方が意識してんじゃん。なんか恥ずかしいな」

φ(・ω・*)の辺りのイメージ。


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