「私が代わりじゃダメですか?」。高校の同級生に振られた僕を、後輩が慰める。お前は妹みたいなものだから、と返事した。「先輩は妹を抱いたんですか」と後輩が苦笑している。1年前まで元カノだった。今さらずるいぞ。さめたお前の別れの言葉を忘れない。「先輩は、やっぱりお兄ちゃんみたいでした」

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高校の同級生の彼女より、10センチ背が低い。いつもかがんでキスをされ、劣等感を刺激される。いいな、お前はデカくって。「私は可愛い小柄が良かったよ」。初めて気づき、自分を恥じる。彼女にも、背丈を巡るコンプレックスがあったんだ。下から抱えるように抱き締める。長身のお前だって十分可愛い。

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高校の同級生に告白した。「……私に拒まれるかもしれないこと、怖くないの?」。黙って失恋する方が、ずっと怖い、と返事する。「だよね……。よろしくお願いします」。俯いて彼女は応じた。本当は怖かった。だから密かに見つめてた。知ってるよ。片想いの先輩に失恋したこと。直後の女子が脆いこと。

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面白みがない――。30歳でまた恋人に捨てられた。初カノを思い出し、今さら悔やむ。読書が好きな高校の同級生。真面目すぎ、僕から別れを切り出した。デートで通った本屋の前を通りかかる。恋愛の指南書でも買ってみるか。「必要なの?」。振り向くと、書店のロゴのエプロン姿。懐かしい顔が笑っている。

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カーネイジ誌あまりにも気になって現行分買ったらリズのミザってる状態フラッシュにバレてまたスパイダーマンの出身高校の同級生の関係がおかしくなってる

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【双子の高校の同級生if】

双子を妄想するとどうしてもストーリーになってしまう〜〜〜〜😫ので頑張って3コマに収めました……ポイントは同級生の前では「天」って呼ぼうと頑張るりっくん…😊🙌

お題ありがとうございました❣️

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初デートの日に寝坊した。僕は青ざめ黒電話の受話器を握る。いや彼女はもう出たはずだ。何より家にかける勇気がない。高校の同級生を拝み倒して交際した。振られないか不安が募る。持ち運べる電話機を一人一台。来るわけないか、そんな未来。SFみたいな妄想を自嘲して、待ち合わせ場所へと駆けていく。

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ごめん、あまり上手にできなくて――。毛布にくるまり高校の同級生の彼女に詫びる。「ううん。むしろ嬉しいよ。君は仲間がイケメンばかり。遊んでるかと思ってた」。そういうことにくたびれたんだ。嫉妬も荒くて心が削れた。柔らかい女性の肌に口づける。ずっと僕は受け身だった。抱く側は初めてなんだ。

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てかあの黒い縁のメガネ,高校の同級生もかけてたし,メガネ屋でも「アラレちゃんメガネ」で通じちゃうんですよね.

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「これじゃ浪人だ」。直前模試の結果を眺め、彼の顔が青ざめる。高校の同級生で腐れ縁。文武に秀でた美少女と、同じ大学に行きたいらしい。諦めなよ。高嶺の花だし、何より君は受験に身が入ってない。「お前も似たような点数だろ」。うんそうね。私と君はそっくりだ。片想いの異性に夢中で気もそぞろ。

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「誰だかわかる?」。高校の同級生が私に尋ねる。1年前のバレンタイン、年子の兄は手ぶらで家に帰ってきた。「先輩モテるのよ。片想いしてるから、って全部断ってた」。驚いて嫉妬で胸が痛くなる。そういう人がいたんだね。「妹も知らないんだ」。うん……。何て言ってた? 「身近だけど禁断だって」

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「初詣行こう」。年末の教室で高校の同級生に誘われた。彼に向き、その肩越しに彼女を見る。彼と口喧嘩ばかりの幼なじみだ。素知らぬふりで必死に聞き耳立てている。行かないよ、と私は笑い、トイレで一人涙ぐむ。気づきなよ、彼女の想いと自分の本音に。敵わないから諦めた、私の好意はもういいから。

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ペン水彩画 東京の風景

「KITTEクリスマスツリー」

2013年12月、関東で暮らしている赤穂高校の同級生との忘年会前に描いたスケッチ。KITTE は今年10周年。

       

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陽キャな彼はMらしい。高校の同級生で交際半年。「クリスマス、エッチなサンタのコスプレして」と頼まれた。また私に叱られたいの? 「それじゃ俺がMみたいだろ」。違うんだ。「俺もコスプレするからさ」。Mじゃなく相互だったらまあいいか。で、そっちは何やるの? 「鞭に打たれるトナカイさん❤」

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高校の同級生からインスタでマルチの勧誘DMがきていました、そんな朝です
懐かしい気分になったので高校生だった頃を思い出した落書きです
ダサい、かわいい。

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買い物してたら高校の同級生の山田さんとばったり会ったんだけど、10年前と雰囲気変わりすぎててびっくりした。

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高校の同級生が彼に告って拒まれた。彼女の想いに気づいて以来、距離を縮めた。親友になれば言葉が届き、話に説得力が増すと思った。彼女への「彼は貴女に向いてない」との私の助言は聞き流される。それは失敗したけれど、目的は達成だ。偽りの彼女の悪評は信じてもらえた。親友になった片想いの彼に。

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高校の同級生に恋をする。制服の胸のボタンを三つあけ、ふざけたふりで膝に尻もちついてみた。スタイルには自信がある。でも彼はなびかない。修学旅行の女湯で、私は気づく。告ってないけど体より心に惹かれる人がいるんだね。彼が時折見つめる幼なじみが、小さな胸と痩せたお尻を湯舟に沈め俯いてる。

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大型犬は彼によくなついてる。「可愛いだろ。雌なんだ」。高校の同級生。初めて家に招かれた。まだ交際2か月だからキスもお預け中だ。とはいえ、添い寝し彼を甘噛みしている犬を見て、嫉妬と怒りが込み上げる。あのさ、私も甘噛みしたいんだけど。「……いや、その表情ならお前絶対ガチ噛みするだろ」

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猫が彼女にじゃれている。膝に寝転び、ぎゅっと彼女に抱き締められた。高校の同級生で交際2か月。まだキスもしていない。羨ましい。俺もお前んちの猫になりたい。「いいよ、なる?」。マジか! じゃ、まず胸の辺りでゴロゴロと……。「ちょっと待って」。何だよ今さら? 「飼い猫だからまず去勢❤」

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