血肉を分けたものを贄とし
呪詛の色を瞳に宿し、魔に魅入られた男は悪鬼。
だがその強さの核には常に弱さが存在する。
闇に生きるものにその姿形に意味はなく魂の価値が問われる。

「おつむの出来が違うのよ。一緒にするな!」
魔翼文章 第二章 第二節

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