吉祥の文様として祝儀の衣装に多く用いられる。
鳥の王と位置づけられ、その雄を鳳、雌を凰と称し、梧桐に棲み、竹の実を食い、れいせんを飲み、美声を発するという。
聖王の出現と共に天下が泰平になると現れ、飛べば百鳥が群れ従うと信じられていた。

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きもの文様 603
鳳凰文(ほうおうもん)
2羽の鳳凰を上下または左右に描いた図柄や、円形に構成した図柄もある。吉祥の文様として祝儀の衣装に多く用いられる。

古くは中国で貴ばれた想像上の瑞鳥で、麒麟、龍、亀と共に、四端とされます。
形は鶏の頭、蛇の首、燕の顎、亀の背中、魚の…

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