87.『姜子牙』(2020)
封神演義の後日譚として、キアヌ似の姜子牙が九尾と戦いを繰り広げる壮大なファンタジーアクション作。山場の煌びやかさは随一。そのスケールに圧倒されます。
興収は16億元という大ヒット作ながら前年の『哪吒』のヒットからすると低く見られがち。

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86.『大耳朵图图之美食狂想曲』(2017)
でっかい耳の男の子が主人公の中国版クレヨンしちゃんみたいなTVアニメ『大耳朵图图』が2004年の放送開始以来初の映画化。世界中の美味しい物を食べることを夢見る图图が料理コンテストに出場します。興収4000万元のそこそこのヒット作。

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80.『魁拔Ⅲ战神崛起』(2014)
『魁拔』の劇場版シリーズ第3弾にして現状映画の最新作。2011年の『1』が興収470万元ほどでしたが、2014年に公開された本作では興収2500万元に迫る成績に。話のスケールも登場人物の数も広がった一方で本作を境にパタリと映画展開は終わります。

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76.『我是哪吒』(2016)
後年の『哪吒之魔童降世』ブームに先駆けて一足先に哪吒の3DCGアニメ映画化に挑んだ意欲作。人間と龍の戦いを舞台に哪吒が悪ガキから英雄へと成長していきます。チープな仕上がりからか興収1000万元ほどで十分な成績は得られず無念。日本未上陸作。

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75.『你好霸王龙』(2019)
『おまえうまそうだな』等の宮西達也先生のティラノサウルスシリーズを原作に日・中・韓合作でアニメーション映画化。監督は静野孔文さん、制作は手塚プロダクション、そして音楽を坂本龍一さんが担当。豪華だけど、中国興行は悲劇の興収200万元未満!

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67.『小倩』(1997)
香港映画『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』をアニメーションリメイク!香港映画としては初めて3DCGと手描きアニメーションを組み合わせた作品とされ、スケールの大きなアジアンテイストのファンタジー作品に仕上がりました。巨大ロボも出てくるぞ!

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64.『藏獒多吉』(2011)
少年テンジンがチベット犬のドージェと出会う物語。中国の小説を原作に、マッドハウスが制作を務めた日中合作アニメ映画!しかもキャラクター原案を務めたのは漫画家の浦沢直樹先生でした。しかし、中国では興収130万で大ゴケしてしまいました。無念。

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57.『罗小黑战记』(2019)
人気WEBアニメシリーズの前日譚を映画化。人間に友好的な妖精達と反抗的な妖精達の戦いの中で、少年・小黒の成長が描かれるアクション作。興収3.15億元の大ヒットでしたが、上をいく特大ヒット作『哪吒之魔童降世』の影に隠れてしまったのが無念。

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53.『超时空大冒险』(2018)
キッズたちが砂漠や洞窟、ドラゴンの住処を大冒険し、仲間を増やして魔王・索克と対決!ピンキリのキリを担う一本ですが、なによりも悪役が主役面したポスターが出落ちというかダフィーすぎる問題作。興収は300万元に届かずもちろん日本未上陸。

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49.『摩尔庄园冰世纪』(2011)
2008年にサービスを開始したオンラインゲーム『摩尔庄园』をベースに、TVアニメの開始時期と合わせて2011年にアニメ映画化。モグラみたいなルックの其其をはじめとした仲間たちが雪山を舞台に冒険するアクションファンタジー。日本未上陸。

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44.『喵星少年漂流记』(2014)
小説「十五少年漂流記」をベースに主人公たちを猫化させてセルルック3DCGアニメ映画化。15匹の猫たちを82分でさばききりながら冒険譚を描いてみせる!という難題に挑んだすごい映画。成功しているかと言えば悩ましいところなのですが。

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38.『黑猫警长之翡翠之星』(2015)
1980年代にアニメ作品が作られ、長きに渡り親しまれてきた「黑猫警长」が新たなアニメーションで帰ってきた!もう一人の主人公として豚の子供が加わり、宇宙ゴリラみたいな敵と戦います。興収7000万元のヒット作。日本未上陸。

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36.『肆式青春』(2018)
新海誠作品でお馴染みのコミックス・ウェーブ・フィルムと中国のアニメ制作会社絵梦の日中合作映画。衣食住をテーマにしたちょっと良い話の中編三本立て。
日本では『詩季織々』のタイトルで上映され、現在はネトフリやU-NEXTでも配信中。

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32.『禹神传之寻找神力』(2018)
“少年の熱血が成長する 身を背負って生まれた予言”
というなんちゃって日本語が映画ポスターにまで進出するという例を生んだハオい珍作アニメ映画。内容は少年たちの冒険譚となっており最後はドラゴンと戦ったりする。拳があちーぜ!

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28.『十万个冷笑话』(2014)
ギャグ漫画「十万个冷笑话」を原作に大ヒットとなったWEBアニメが満を持して劇場版デビュー。異様な筋肉の哪吒や、ピノキオと白雪姫のカップルなど個性豊かなキャラクターが一堂に集い地球を救う戦いに挑む。
興収1.2億元の大ヒット作。日本未上陸。

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24.『喜羊羊与灰太狼之羊年喜羊羊』(2015)
10周年の節目に丁度未年を迎えた喜羊羊劇場版シリーズ第7弾!喜羊羊の生みの親である黄伟明氏を監督に初起用した記念作。しかしこの頃すでに国民的アニメの覇権を『熊出没』に譲り、長く続いた劇場版シリーズもこれが最後に......

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20.『邋遢大王奇遇记』(2012)
不潔な少年がネズミたちに目をつけられ小さな姿にされてしまう物語。1987年に放送された1話10分全13話のアニメシリーズを劇場公開用に編集したもので、クオリティはお察しですが、異様なバイオレンス加減とかキャラクターの動きに味がある一品。

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12.『大世界』(2017)
中国の田舎町を舞台に、一人の青年が大金を盗んだことをきっかけに、様々な人達が翻弄される一夜が描かれる笑えるバイオレンス映画。国外の映画賞で高い評価を受け、2018年に中国本土でも凱旋上映を果たしたものの、興収200万元ほどで興行は大惨敗。無念。

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10.『葫芦兄弟』(2008)
1986年制作の切り紙アニメ『葫芦兄弟』全13話を、オリジナルスタッフ等も集まり、映像のグレードアップを施しながら一本の長編作に再編集して現代に蘇らせた劇場版。この映画自体はヒットしていないが、そもそもクラシックとして作品の知名度は圧倒的。

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8.『我是狼』(2014)
兎として育てられた白狼の子供・白と、兎の子供・耳朵の二人が、火龍山の“生命の実”を取りに行く冒険譚。子供向けでありながらシビアなラストにも驚かされる一作。『カンフーパンダ』パロディや『もののけ姫』のコダマをまんま出してる珍作という一面も。

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