『アトランティス/7つの海底都市』バミューダ海域で海洋調査中の潜水艇が謎の怪獣に襲われ伝説の都市アトランティスに辿り着くが…精巧なミニチュアや緻密なディテールの着ぐるみ怪獣が愉しい"英国海洋冒険特撮映画"の逸品。#1日1本オススメ映画

0 1

『ジャッカー』FBI証人保護観察中の親子を襲った組織に雇われた殺し屋2人組と生き残った少年との奇妙な逃走劇。道中、少年と殺し屋達との駆け引きをスリリングに描く『ヒッチャー』脚本のE.レッド監督デビュー作。

0 1

エンキ・ビラルは映画監督になるための通過点としてバンドデシネを書いている、といっていた。ビラルのイメージは、背景が主人公のようで、人間はまるでそれを際立たせるためのむしろ背景なのだ。


『ティコ・ムーン』

16 33

『フォーリング・ダウン』日頃の鬱憤を爆発させる男の道行を描く"バイオレンス版『泳ぐ人』" 公開当、単なる"問題作"扱いだったが、男の衝動への共感から、明かされる正体に不安感を抱かせ観客を揺さぶる構成は結構巧みだ。#1日1本オススメ映画

13 24

『ジョンとメリー』成り行きで一夜を共にした男女。朝を迎え互いの距離を図る様に交わされる会話、続くモノローグと回想。"『卒業』のベンのその後"を匂わすD.ホフマンの佇まいと、"ショートの女神"M.ファローが絶品。

3 5

『時の支配者』監督R.ラルー 未開の惑星に遭難した少年を救出に向う宇宙船クルー達を阻む苦難の数々。そして"時の支配者"の正体とは。タイムパラドックスを絡めた構成と"BDの大家"メビウスが手掛けたビジュアルが秀逸。#1日1本オススメ映画

2 7

『ドニー・ダーコ』
「世界の終わりまであと28日と6時間42分12秒。」彼を待っていた銀のウサギ、腕に書かれた数字。ダークで謎多き展開。けれど観終わった後すぐにまたこの作品を欲していることに気づく。

13 23

「悦楽の闇」
ラウラ・アントネッリの肉体はティツィアーノの絵みたいで、厭世的な貴公子テレンス・スタンプの褪めた眼差し、マストロマンニのふてぶてしさ、そしてアールデコの絢爛豪華なインテリアと、お腹いっぱいな映画。

10 24

「ジェリコー マゼッパ伝説」

浪漫主義とはつまるところここではないどこかへ行くことへの欲求ではないか。画家ジェリコーは馬しか愛さなかった。晩年には狂人たちの肖像を描いた。行ってしまった人たちの顔を。

8 17

『プリンス・オブ・シティ』S.ルメットが幾度となく描いた"警察腐敗告発モノ"の集大成にして最高傑作。本作主演T.ウィリアムズは"『オネアミスの翼』のシロツグ"のモデルなのは有名?これもDVD未発売。何故⁉︎

2 3