失われたひろし
相変わらず良い動きに疾走感溢れる、パロディ満載冒険活劇。何度も夫婦の愛が試され、奮闘するひろしとみさえ、女の対立から友情、妻として母として強すぎる姿、ちょっとした感動を呼ぶ夫婦愛と過不足なく楽しい。

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テレ東やBS12に負けじとBSPが我々にたたきつけるのは連続活劇版(1936)のチープな雰囲気を出そうとして本当にチープにしてしまい一体どこにカネをかけた(1980年当時の日本円にして70億)のか全くわからないSF超大作『フラッシュ・ゴードン』https://t.co/MPkPzaiZcPだッ!

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“人形”
カメラが灰色に沈んだ街を映し出し水晶玉か鏡か?異世界が息を潜めながら姿を仄めかす冒頭の幻想的なシークエンスが忘れられない。黴の生えそうな隅にまでこってりと印象的だが卑しさの無い華美な装飾があるハス監督作品を想う夜。最も美しい死体のように陳列する女達よ。#1日1本オススメ映画

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鑑賞。世界の経済秩序を維持するための終わりなきサスティナブル・ウォー。かつての公安9課の面々は傭兵として闘いに身を投じていた。その裏に現れた人類の脅威ポスト・ヒューマン。ある者は世界の秩序の転覆を狙う→

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『#ババドック 暗闇の魔物』
徐々に狂っていく母親と怯える息子の対立と愛情、精神的恐怖が絵本を媒体に表面化していく。
ババ…ドック!ドック!!ドック!!!
ジェニファー・ケント監督がシングルマザーの視点から育児ノイローゼと真正面に向き合ったオーストラリア製ホラー。

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夏・小学生・ジュブナイル・ボーイミーツガールにガールミーツボーイという黄金要素を兼ね備えながら最後まで奇妙でないところが何一つない奇作。お姉さんの捉え方でどんなお話か分かってくるが「ペンギンが可愛い」の一点突破で観ても勿論何の支障もない。

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『白昼の決闘』(キング・ヴィダー監督)
紳士な兄貴と粗野な弟が、ネイティブ・アメリカンの混血娘を挟んで恋敵になる。こんな暑苦しい話を西部劇版『風と共に去りぬ』を狙って製作するセルズニックの感覚がわからん。しかもヒロインは嫁さん。ヴィダー監督の演出力に汗だく。

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 ブロリー
三者三様の親子関係に加え、尊いドラマを全部吹き飛ばすような、意識的にラフに描いたようなアニメと美麗なCGの融合による超絶バトルが全編に渡る。主観で、俯瞰で、ヒキと目まぐるしく変わるカメラワーク、スピード感と見やすさを両立させた映像美。

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夜戦にサーチアンドデストロイ、トラップと双方の立場で見応え満点、大幅にレベルアップを遂げた知波単メンバーの姿に感涙。水上艇の活躍も楽しい。
僅か45分にギュウギュウに詰め込んで、無駄が一切なく、駆け足感も破綻もない。

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『マペットのホーンテッドマンション』2021年

マペットがディズニーランドのアトラクションのホーンテッドマンションとコラボしたハロウィン映画。相性がいいです。ちょこっとだけ出演しているエドワード・アズナーの遺作になったのが寂しいけど、元気な幽霊になっていてほしい。#1日1本オススメ映画

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名優達を脇に置き真田広之と少年ガンマンというミスマッチながら絵になる2人と、野暮で粗雑でパッとしないのにいつの間にか物語の中心に居座り周りを振り回す竹中直人、濃すぎるのに掘り下げのないキャラクターが愛おしくも惜しみを感じる。

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とびだす絵本と秘密のコ
飛び出す絵本のギミックを上手いこと使った仕掛けや、絵本ならではの真相には感心、優しい結末にはある程度予想していたのにホロリと来る。優しさだけじゃどうにもならないことがあるけど、知恵と工夫で幸福を作り出すこともできる。

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“水の精”
氷と共に河で流れてきた乙女を救い出すも彼女はいつの間にか消えていた。魚を捕まえ黒々と、青と灰色が混じり合う冷たい河と彼女の肢体が溶け合い内から外へと嵐のようにもみくちゃになっていく様は官能的でぎょっとするグロテスクさと、畏怖と恍惚がある。ペトロフ作品

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演出・カメラワーク、雰囲気作りは久々にゾクリ。ユーモアも随所に挟んでくるので見やすい方ではないか。不穏ながら静かな序盤30分に貼られた伏線が怒涛のように回収される展開も見事。膨大な量の小ネタに考察し甲斐のある作品でもあるが、深く考えなくても充分楽しめる。

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⚠️

は、女優 様の 48 回目の誕生日で、出演作品から『#三つの朝』をセレクト🆗
フリーターの彼氏と同棲を続ける20代、上司と不倫関係にある30代、40代のシングルマザー・・・各々事情を抱える3人の女性のドラマで短編作品☺️

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最後の戦場
暴虐に対してあまりに無意味な、力無き理想主義の甘さと末路も皮肉たっぷりに描いているが、それを否定するわけではなく気高さもきちんと描かれる。かつエンタメ性も抜群。覆い隠され忘れられてきた歴史を告発したスタローンには敬意を払わざるを得ない。

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目に楽しい幾何学模様とビビッドな色使い。爽快さと同じくらいやるせなさ、胸糞悪さも感じるが、濃厚なキャラにダブル主人公のライバル兼友情を含んだぶつかり合い、熱さゆえのズレた会話、妙なネーミングセンスがアドレナリンを注入し爆上げテンションを与えてくれる。

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『ジュリア』(フレッド・ジンネマン監督)
リリアン・ヘルマンが反ナチ闘士になった友人との友情を描いた自伝的小説の映画化だが、ジュリアのモデルになった人は、ヘルマンに会ったことはないと言ったとか。愛人のダシール・ハメットを演じるジェイソン・ロバーズがカッコいい。

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『サン・スーシの女』(ジャック・ルーフィオ監督)
今日が誕生日の の遺作。ナチスによって人生を狂わされた男の復讐譚。男の妻と回想に登場する重要人物の二役がロミー。精神的にキツい時期だったらしいが、そんな事情を感じさせない儚くも美しい名演。

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物語や背景が一切不明なまま進み、戦い、終わる。ビジュアルとキャラの行動で見せようとして失敗している。
ジャックがシリーズ中最も主人公らしく、コンビになると楽しさが増すので、ジャックやバルボッサを好きになれるかがポイントか。

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