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『2重螺旋の恋人』鑑賞。原因不明の腹痛に悩まされるクロエ。精神分析医ポールのカウンセリングを受ける。性格が正反対な双子に翻弄される女性を描いた心理サスペンス。現実なのか夢なのか不思議な描写に引き込まれる作品。ラストも凄く含みのある終わり方で面白かったです。
フランソワ・オゾン『#2重螺旋の恋人』 DNAの二重らせん構造。双子についての考察。女の無意識の欲望が双子の精神分析医に投影される。現実と夢と妄想の淡い境界。鏡、猫、隣人、美術館の展示物、観る者にばら撒かれる様々なメタファー。凝った映像、全編を支配する不穏な空気。迷宮へ誘う秀作。