エンディング

スカベンジャー「ミダスおじさん、さようならー!
僕はバイロンには行けないッス。ちょうど迎えが来たから連合に帰ります。他のみなさんもお元気でー!」

空いた包囲網と分断された制空圏から侵入した二機と共に離脱していきます。 https://t.co/guCYd8ADg3

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スカベンジャー「僕も行くっすよ!!例え小型機でも敵の動きを止めることが出来れば!!」

寒冷地を疾走しながらスノーボードに装備された機関銃を掃射してチャンスを伺います。

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「目の前の敵を、叩き潰せ! なぁに、ただだか1人当たり2~3機の割り当てよ! さぁ、この監獄を打ち砕け!」

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「この無謀な脱獄を計画した首謀者たる、ミダス・ハンカーナと共にこの場で戦って死ぬこと。好きな方を選びなさい」

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(やや数がすくない、正面からの脱獄はこのままでは不可能・・・・・・ ここはプランBへの切り替えを視野に入れる必要があるか)

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経過報告
「さて、現在の戦力は15機・・・・・・ ええ、やや数は多いけれど。現状なら問題なく対応できる数ね。あと4時間で倍の数が出現するとは思えないし。このまま順当に叩き潰して終わり、といったところかしら?」

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「懲役8000年のロイロイ? 手続きの上で発生しない筈よ。そんなおも・・・・・・ おかしなもの。いえ、実際登録されてるけど。罪状も多いわね」
『機体データの照合を確認、どうやら元になったジャンク機の受刑者が受けた懲役を合算した結果のようですね』
(1/2) https://t.co/rf1bbOKlMK

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「ギャザーダスト隊が『死肉漁り』(スカベンジャー)、ジャンク・ジャック出撃するッス!!!」

小柄な機体が寒冷地をブースター付きスノーボードで疾走していく。

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「今のところは小隊規模といったところかしら? ええ、流石にそれだけでは―― この30機の高級量産型EXMを用意した甲斐がないわ」

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「一つ、二つ―― 成程。どうやら一番乗りの誉は得られなかったか。まぁ良い」

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「えへへ、スノーボードを思っ切りカスタマイズしたっスよ。明日はこれで行くッス!
あとはこの機体の名前っすね。
……そういえば何処の特務部隊では韻を踏むと生存しやすい、みたいなジンクスがあるらしいっすね。……よし、君の名前は『ジャンク・ジャック』!」

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ミダス卿が脱獄の思案をしていたその頃。

「いやっほう! スノーボードを作ってみたっすよ!これで移動も楽になるっス!やっぱり脱獄には機動力も大事!」

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(ふん、それなりに数は揃ったが・・・・・・ 現状ではやや厳しいと言ったところか。3日後の4月2日にどれほど動きを見せていない囚人が参戦するかが勝負の分かれ目か)

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(ふむ、一通りは仕上がったが・・・・・・ 後は、大長物だな。最初に拾った大鉈はバロンにはちと重い。しかし――)

食糧配給所の近くで首元に視線を感じる。敵意にしては弱く、期待にしては薄い。視線を向ければそこには細身の少年が目に留まる。 https://t.co/7IcCycsHEl

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「この私、カン・シューが指揮する最新鋭のEXM部隊でガラクタを蹂躙するのが楽しみだわ・・・・・・!」

――プリズンブレイクまで、あと12日――

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「ふぅん、今のところはバイロン人が数名・・・・・・ この前収容した少年兵がちょっともったいないけど、まぁ良いわ。少し不確定要素はあるけれど―― 」

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「よいしょ、よいしょ……。ふう、とりあえず動ける機体が完成しました〜」

「なかなか可愛いのが出来たッスね。でも見かけによらずパワーがあるからこれで作業が捗るッス!」

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バロンアイマー、寒冷地E捕虜収容施設【コキュートス】の囚人に課せられるEXM回収作業の合間に、バイロン貴族ミダス・ハンカーナが組み上げた機体。4/2の脱獄決行に向け、更なる強化を目指している。

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死肉漁り(スカベンジャー)
「ふええぇ……!?フォレスティエリの情報が欲しくて連合の施設に忍びこんだらマクシオンかバイロンのスパイに間違われてここに収監されたっス」

「どうしよう……あれ、なんだろうこのメッセージ?」

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