「っつーわけで。蒼いのに勝つ方法ないっスか」
「いや何が『というわけ』なのかさっぱりわからないんだけど」
「すいません、司令。実は――」
(続)

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「魔女殿、イヴェリア ……それにマクシミリアン卿とクウラ卿 も。
この度は、私達兄妹へのお気遣い、本当にありがとうございました。
あの後、二人で話し合いまして……私はリィナを連合に――トライ・ヘッドに委ねることに、決めました」

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