# 30mmnf


カッツェから聞いたヘイゼルの暴走。
それについて調査した結果、彼女にとって衝撃的な事実だが、自分の様に記録から消されるのも酷だと思い、報告する事にした。

「ヘイゼル、あなたが暴走した件について。
衝撃の事実かも知れないけど、調査結果を知らせておく。」 https://t.co/93CPYDKYmJ

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琴里「No.1…、さんでいいですか?」

透明の少女は、目の前の憔悴しきったような少女に、そっと声をかける

琴里「私たちは、避難民の方々と共に、この御二方を送っていくつもりです
アナタは…どうされますか?」
https://t.co/OdrI5BxrR4 https://t.co/s6Z5dmXA0g

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消えた陽炎を見送った後
イミテティオは膝をつく

そして巨人が粒子となり散り

足元には元の姿に戻った
ランティスが倒れていた

フランは急いで機体から降りる

フラン「ランティスサン!!」

フランシスカの目に涙が溢れる

フラン「起きてください…死んじゃ嫌ですヨ…」 https://t.co/LtKeD5tmUc

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激しい頭痛に前が真っ白になった

「戦わないと…」
『そのナリで戦えるとでも?』

いつの間にか目の前に誰かいる

「…誰?」
『我々をシラヌか?』
「…まさかスサノオ?でも…これはオロチ?」
『それでは正解は半分だナ』
「…まさかゲート結晶体?」
『御名答』

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ヨルネアからの追撃の中
頼もしい援軍により

何とか主戦力のいる所まで撤退をする

途中本体が撃破されたのか分身達の姿が消えたのも救いとなった…

しかし、フランシスカを庇うため
ヨルネアの渾身の一撃を受けたランティスに
体力の余裕はそれほど無い https://t.co/2p7lhFybS7

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ランティスはMSCの艦に
避難するポルタイガー族達をのせていた

『ありがとうございます』

『あんた、あんがとな』

礼を言いながらも艦に乗り込むポルタイガー達

ランティス「さぁ、君で最後だ」

ランティスはフランシスカに手を伸ばす https://t.co/igxB2q70Xm

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「ミイコ、さっきの誤射は確かに酷かった。
だから萎縮するのはわかる。
……だけど今は気負わなくて大丈夫。
誤射したら、私も一緒に謝ってあげるから、思い切りやるといい。」 https://t.co/rL785sR01c

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ランティス「おや?はぐれてしまったのか?」

霧の中 誰よりも先に
進んでいたランティスは
どうやら少し関係ないところに
来てしまったようだ

遠くで銃撃戦の音が聞こえる…

ふと、森の中を誰かが走っていく

ランティスはイミテティオを解除し森の中へと向かっていった https://t.co/HwnBGfMrhy

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「なんで!?十六夜ねーちゃん!こっちから撃たなきゃ撃って来ないんじゃねーのかよぉ~!?」

「……カッツェ、落ち着く。
あの反応はスサノオ……ミイコの誤射。」

「……全く、あの人は以前もやらかしたよねぇ……」

砲撃を切り払いながら言う

「後でたっぷり請求かなぁ~」 https://t.co/gFNkHRKGPa

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ランティス「おや?後ろで爆撃音? …勘弁しておくれよ 相手がへそ曲げたら大規模な戦争になってしまう…」

陽炎の強さはよくわかる
あれで不調の手抜きだったのだ
次は侵略戦になる

おそらく手は抜かないし
何なら世界を滅ぼしかねない

ふと人影が見えた気がした

ネコミミ? https://t.co/gethRbyifz

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傭兵団GEM本拠地 ガレージ

J「お、来たか。お前らの機体、しっかり仕上げといたぜ。」
l「ありがとなヒスイ兄。」
k「これが私達の…」

灰色の重装甲機ハードロック、
地球儀の破片のような色の高機動機カットアース

練習機とは違う、新たな自分の相棒を前に息を呑む。

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