天飛「…ったく、なんか変な感じがしてしまう」
Polaris「ティターニアの推奨継続時間超過の影響ですかね…?」
天飛「いや、流石にたった1秒だろ、それは無いと思うぞ。ただなんかアイツらがな、なんかな…」
Polaris「と、言いますと?」
天飛「勝ち逃げされたって感じがしてな…」

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クリス「全く…姉さんも姫様も無茶するんだから…姫様に何かあれば近衛隊の名折れなのよね!しかも姉さんの身に何かあれば私も悲しいし隊長に顔向けできないじゃない!」

主従の危機を知り、“薄蒼の色彩”は馳せ参じた。

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“その機体”の存在に誰よりも驚愕したのはカウフマンとデイビッドだった。
カウフマン「な………有り得ん。有り得るはずがない………!!
彼は………『彼』は確かに死んだはずだ………!!」
デイビッド「待って下さい参謀長!姿を真似たレプリカの可能性も………!」 https://t.co/hHigEq9KO7

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その様子をモニターで見ていたエクリプス・ノアのブリッジは静寂としていた。
南部「…何なんだ………アイツは………!?」
大槻「…狂っている………!!」
梶原「この男………人が死ぬのを………戦争を楽しんでいるのか………!!」
シェリル「腐っているわ……気味が悪いわね。」 https://t.co/HANKBlxM4F

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カウフマン「何と………!
何という事なのだ………!!」
アルフレッド「クッ………獅子心中の虫共め………!!」
コウゲツ「(…恐らくは“奴ら”も絡んでいるな………!)」 https://t.co/l0cO9PDIYj

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アルヴァ部隊の到着と共にゲートが開き、そこから一隻の輸送艦が現れた。
「参謀長!バンカー・ビル、ゲートジャンプ成功。艦に異常を認めず!」
カウフマン「本艦よりエルツエンゲルへ、遅くなって申し訳ない。我々も戦列に参加する!」 https://t.co/HJ2q9qJqSD

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「さて、これくらいで引き上げたいが…」
人質として、潜入している
バイロン軍紫の騎士団の隊長ボイル・ギルベイド。
今回の取引の証拠などを集め、脱出の機会を伺っていたが思った以上に厳重であり、下手に連絡を取ると感づかれる恐れがあるため、身動きが取れないでいた。

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ジャック「やっぱり、『エデサ研究所』が絡んでいたか。
…最近本国で見なかったと思えば………」
アルフレッド「あの屑の目的は一つ。
ゲートランナー被験者番号『774』………嫌、リリィを奪いに来たか………!!
ジャック!!止めるぞ!!」 https://t.co/zt61xr2dMI

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バイロン軍・円卓の騎士中隊旗艦
ヤマト艦内

今回の作戦で潜入していた
ボイル・ギルベイド少佐からの定時連絡が途絶えて数時間が経とうとしていた。

「──遅いッ!遅すぎるわ!」
「ラティ君、少し落ち着いて。」
「そ、そうですよ隊長!」
ジルベスタ中佐と楠千鶴大尉が宥める

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歪なEXMに搭乗する二人は、今回の作戦の概要を聞いていた。
「…レイジ、僕のさっき言った事はわかるか?」
『サーチ&デストロイ…だっけ?』
「あぁ、見つけ次第息の根を止める…躊躇するなよ?」
今回の氷牙はまるで夜叉の様な殺気を放っている。
『…無茶はするなよ?』
「あぁ。」 https://t.co/OicJcOI9JY

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ラルゴ「そこからは私が説明しましょう。あの時、私達は輸送船『柳生丸』でこちらへ向かっていた道中でした。」 https://t.co/ISxoDGQ9kq

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戦艦『エクリプス・ノア』は出航間も無く激戦を潜り、辛くも勝利。
それから現在
第252基地地下指令室
デイビッド「どうだ?艤装の様子は………」
カイル「順調さ、対空火器や主砲もバッチリだ。まぁ、地下で組み立てて地上へ上げるのに苦労するけどね。」

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「どうやら上から言い渡された任を全うするだけでは不十分か」
「命令を果たすのは軍人の務め、民を守るのもそれまた然り。私は国防専門なのですがなぁ、こうなっては仕方あるまい、命令さえ果たせば上も黙るしかあるまい」

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