「おやおや、初日から大変だねぇ新入生くん。」

「どうも、通りすがりの百合ップルです。」

「どうだろう?払う物払えばあのドラ息子のイロイロ、調べてあげようか?」

少々蠱惑的な美少女二人組が取引を持ちかけてきた。 https://t.co/SLCuC8SBjv

0 8



忍「さて…
教頭殿は、ネグロ殿が暴力を振るう所を、息子殿だけでなく、それを見たという証言も得ている様子

つまり、息子殿の仲間が教頭殿に告げ口した。もしくは息子殿がそうさせた可能性

搾り上げるにはこちらからが牙城崩しには速いか…?」

忍は、教頭が聞いたという証言元を探した https://t.co/Lbo9FeBjM4

1 10



―学外での証言―

「えぇはい、貴方と同じ制服の子、薬局で見かけましたね。
傷薬とか絆創膏とか買って…保健室には言えない事情でも有ったんじゃないですか?」 https://t.co/APeqLkwU3j

0 11


見学に来ていたカップルの証言
「屋上で彼と一緒に居たら、下から言い争う声が聞こえて……
内容はよく聞こえませんでした。すいません……」
「状況は、次々殴り掛かる集団を一人が返り討ち、という感じでした。
途中で、集団の後ろにいた一人が逃げるようにその場を離れていきました」 https://t.co/tcngnremxk

0 10

【1日目】
「アルマ先生、見学生の……ええっと、ネグロ君でしたかな。彼と一緒に、応接室へ」
「は、はい!」
放課後、灰色の髪色の若い女教師---アルマは、ネグロと呼ばれた青年を連れて応接室へと向かう。
「あ、昨日の」
そこにいたのは教頭、そして彼の息子だった。
https://t.co/DJPw2kwtxm

1 15

「体験入学へようこそ!今日から1週間、この聖グレゴリアス学園の生徒として学生生活を行ってもらいます!」
青年は嫌そうな顔をした。
白くて綺麗な学舎、鮮やかな新緑、そして綺麗なカッコの同年代の男女。
どれもこれも、自分との相違を感じていた。
「……っす」
青年は短く返事をした。

1 19