# 30mmlf


黒鷲
「……」


「どうしました?勇さん。また例の新型の資料を見て」

黒鷲
「…奏、お前はこの新型をどう思う?」

手に持った資料を渡しながら、長い付き合いの相棒に意見を求める


「え?そう、、ですね。とてもイイ機体だなと思いますよ?何か問題が?」

(続)

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ー黒鷲隊医務室ー

「う、う~ん」

「翠月ちゃん!よかった!目が覚めたんだね!」

鼻に付く消毒液の匂いに目を開くと、1/144サイズになった待機形態の相棒と、、白い天井が視界を埋め尽くした

「、、スー?、、此処は、ドコ?」

(続)

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連合軍 黒鷲隊・詰め所

「……」

「奏?書類なんて見てどうした?」

「ッ⁉た、隊長!もう、脅かさないでください…」

余程集中していたのか、声を掛けると驚いた様子でコチラを見てきた

「じつは、、」

そう言って、手にしていた書類を渡す

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ブルーアース拠点・エドワード自室

エドワード
「い、以上が、今回の任務報告です」

???
「…そう、分かりましたわ」

青ざめ冷や汗をかくコチラなどハナカラ興味ないといった感じに、通話の相手は通信を切り、モニターが真っ暗になる

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「剣魔、ねぇ」

現在自軍を脅かすソレの映像を、『ブルーアース』首魁のエドワード・アモンは忌々しげに見つめる

「いくら魔術師様の指令とはいえ、こんなヤツに我々の美しい地球で好き勝手されるとは…忌々しい」

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