【35年の35点㉝】

H29年度に開催した「没後20年麻田浩展」に出品された《緑の風景》(1976)。
緻密な筆先で、生き物の気配のない、静かな光景が広がっています。一見シンプルな画面ですが、見るたびに新しいモチーフを発見するほど、様々なものがひっそりとつまった魅力的な作品です。

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【35年の35点㉜】

こちらも次回「#電線絵画」展で紹介される朝井閑右衛門。電線を描いた作品はこれでもかというくらい厚塗りの油絵ですが、本作は紙に着彩した《豊干禅師騎虎図》(1942)。どこかユーモアのある表情で、虎に乗った禅師が回廊をゆったりと歩いています。

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【35年の35点㉑】
平成11年度に開催した「木村希八工房展」でのご縁からご寄贈いただいた、谷川晃一のリトグラフ作品《冬の鳥》(1990)です。
平成17年には同じ伊豆にアトリエを構えていた田島征三、宮迫千鶴との三人展「海山のんびりアート」が開催されました。

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