トーマスは大井川に来てから、一つ気がかりなことがあった。
ずっと側線にいる青い客車だ。スクラップのように錆びている。
「なんとかしなくちゃ。」トーマスは、新しい社長さんに相談した。「あの客車、またはしれるようになりませんか。」


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