弥生の脳裏に走馬灯の如く、松との記憶がよみがえる。
いつか会ってみたいと思っていた父。何かがあったら必ず助けに来る。と、そう父親は助けに来てくれていたのだ。

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前回からのあらすじ
人が人を食らうという悍ましき怪異に襲われた弥生は垣内の挺身より屯所へ帰還した。極度の緊張から解放されたせいか弥生は一時の眠りにつく。そして彼女をある夢をみた
 

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村人達は既に謎の化け物によって尽く襲われ食い尽くされてしまい。また襲われたものも同様に变化してしまったのだ。このまま近隣の村どころか国そのものが危ない。弥生たちは森からの決死の脱出を決意する

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シルヴァリオ・ミューネシア
エクザシオ帝国士官学校教導兵団教官。帝国の男性はある年齢に達すると全員、首都にある幼年学校に集められ軍事教育を施される。その中で見込みのある生徒には個別で専任教官が付き卒業までみっちり鍛えられることになる。

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