──いま、樹海に轟く雷鳴となれ!
(SSQ2自宅ギルド 雷鳴の鉄槌)

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もうだめだ、そう思った刹那。

―――聴きなれた銃声が、響き渡った。
硝煙のにおいと共に、視界には見慣れた草色のコートに身を包んだ彼が、立っていた。

「怪我はないか?ミッチー」

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