早苗が振り向くと守が体を覆いつくほどの大量の黒い羽に埋もれていた。それは彼の背中から蠢く霜柱のように生え、ある程度すると抜け落ちていった。

「本当、変わっているわねこの人」
それを聞いて狒々助が笑う、、

遠くで雷の音が聞こえた。


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