梅雨も明け今日六月は去らんとす

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振り向くは謝意と思へり蜥蜴去る

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宝塚音楽学校
 この如し
 集まり咲ける紫陽花の花

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カレー食えば沈む夕陽も夏めけり

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畦道をちんどん屋行く麦の秋

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麦飯にとろろならもう死んでよし

まぁ別に麦とろを食べなくても、
いつでも死んでいいとは思いますが。
基本的にぼくはやはり、できれば生まれて来たくなかったので。
 
ただ麦とろはむちゃくちゃ美味しい。

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初夏の歌流れ漕ぎ出す地中海

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夕風呂の開けたる窓や末の春

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タンポポは知らず廃線なりしこと

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春塵はアクセサリなり我が車

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時移りほめて育てる
 時代でも
  強く育てと麦は踏むのじゃ

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梅の香に座敷も縁も
 満ちたらば
  流石に猫も寝てもいられず

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灯台跡今は強東風吹くばかり

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破れ畳むしれば潜む余寒かな

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猫みーが目顔で招く節分会

待った甲斐がありまして、もう明日となりました。

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