機影そは夏霞より生まれ出づ

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吹いてくる窓の夜風や春の宵

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春昼や竿竹売りは世から消え

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シャボン玉割れてピクリと猫の耳

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雑草と呼びたきゃ呼べと花すみれ

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菅さんは
五輪無理だと
知りながら
 無理矢理五輪と
 ゴリン押しする

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収集車追うて走れば春一番

まぁ若いときの話しですが・・

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三月の雨ほど優しものはなし

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雨水過ぐ
  もはや名のみの春ならず

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幸せの布団干す景
 世から消ゆ
  そのわけ布団乾燥機なり

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缶旱でサドルの上に
 土埃
  うっすら載るを手で払う朝

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片足は冥界なれど
 なんのその
  ゴジラとなりて寒稽古する

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マイナンバ
スマホ搭載
決まりぬと
  ならば入れたし
  全部のカード

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