逢ふことの絶えてしなくはなかなかに人をも身をもうらみざらまし

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逢ひ見てののちの心にくらぶれば昔はもの 思はざりけり

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しのぶれど色にいでにけりわが恋はものや思ふと人の問ふまで

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有明のつれなく見えしわかれより暁ばかりうきものはなし

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このたびは幣もとりあへず手向山紅葉のにしき神のまにまに

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住江の岸による波よるさへや夢の通ひ路人目よくらむ

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春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山

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