後部の補助脚は完全新規設計。このユニットもかなりの部品量でした。可動部分にはHGジムコマンドの関節を流用しています。

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背面部。宇宙飛行士と言えば、といった典型的バックパック形状で作りました。990先頭車をそのまま使ったパネルは表面がデブリガード、裏面がソーラーパネルとなっており、アームで自在に位置を動かせます。

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胸部上部の補助光学装置は、恋する小惑星に登場するビクセンの双眼鏡をモチーフに設計。腹部の塗り分けも同作品のセーラー服のリボンがモデルになっています。
巨大な夢を持ち宇宙へ挑む登場キャラの姿を、在来線の限界へ挑み宇宙特急と呼ばれた試験電車へ重ねました。

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本日印刷した側頭部パーツで、ようやく設計完となりました。部品破損が無い限り、3Dプリンターの出番は終了です。2月から書き続けたパーツは、現在「おびただしい量」としか集計出来ていません。ぱっと見、業者委託費換算で50万円相当の部品量です。ちなみに自宅なら3千円程度。

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脚部の追加スラスターを造形。高機動型ザクの脚部デザインが参考になっています。
車体装甲を支持する形で取り付いたアーム状の部品は、シングルアームパンタグラフを意識しました。

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前回、787系の肩ユニットは上面と正面パネルが突合せ構造だった事や、部品の反りが原因で隙間が出来てしまった苦い思い出がありました。今回は部品を重ね合わせた形状や、反りを軽減する印刷方法などを試行錯誤し、両パネルをピタリとマッチさせる事に成功しています。

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右腕MMCの追加装備、シールドユニットです。爆弾を埋設すべく小天体を掘削する為の装備という設定です。ドリルを装備したシンカリオンは前例としてE7がありますが、シールドマシンもまた鉄道を語るに相応しいドリルだと言えましょう。

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股間部品を新造。敵味方問わずほとんどのシンカリオンの基本デザインとして使われる部品であるために普段は手を付けないのですが、今回は動作環境を意識してアポジを設けたデザインに変更。正面のフラット化は、E954以来2年ぶりです。

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背面ユニット完成。
最低限のモールドのみで丸みを帯びた宇宙飛行士風のバックパックと多めのアポジモータ、飾り気のないアームの先に付いた先頭車装甲の裏側にはソーラーパネルを装備。フィクションと現実、双方での宇宙機としての王道イメージにしました。

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この程度の部品に時間をかけたくないのですが、構想を形にする時にもやりたい事、やれそうな事が次々と浮かんでくるものです。
ユニットの形状は宇宙服のバックパックがモチーフ。アームは「きぼう」のロボットアームをイメージしてます。アポジモータは横や上にも増設予定。

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下半身が終わったので、本日より背面ユニットの設計です。自身で引いた完成予定日を越えてシンカリオンZが放映間近に迫る中、宇宙機という設定を活かしてシンプルかつ機能的なデザインに仕上げてスピードアップを図りたいですね。
まずは構成部品のスケッチです。

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増設関節基台です。
これを股関節に装着する事で、腰から更にもう1対の脚を取り付ける事が出来るようになります。後方のものを今後「補助脚」と呼ぶ事にします。
見ての通り今回、シンカリオンとして異例の四脚構造を採用します。果たしてどうなる事やら。

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肩もそれとなく完成。これで、右腕全体を占める複合型作業用ユニット「マルチミッションコネクタ」の描き上がりです。2週間ほどかかりました。さっそく印刷しましょう。

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5日ぶりの更新。
右腕部の新造ユニットが、そこそこ進んできました。
肘から下は加工機と自動組立機が複合化した大型の工作機械兼、他の電子機器と接続する為のコネクタという設定です。下部には折り畳み式の作業アームを備え、先端にシンカリオンの手が取り付きます。

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3次印刷用調整中。ディテールアップと擦り合わせ。
図面で「レチクル」と呼んでいる胴体右側の補助光学装置は、恋する小惑星で真中あおが使用したビクセンの双眼鏡がモチーフになっています。

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スライサー完了。余り部品を入れて2式分をすし詰めにしました。印刷完了までは2時間。
ちなみに、モデリングを頑張った記念に置き物として飾れそうなので、無加工のE991側先頭車も時間があったら刷る事にします。材料費は1両100円くらいです。

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胸部ユニット完成。連結器カバーは可動させる予定もありましたが、差し替えにて中央スコープの開閉を再現します。
とりあえずこれで明日刷って、800つばめに付けて様子を見ましょう。ハメ合わせや未知数な部品の関係で、恐らく設計変更が必要なはずです。

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胸部のスナップを打ち始めました。車体とキャノピの固定位置を前後とズラせずに横一線で迫りくる仕様なので、商品化出来ないレベルの窮屈さです。
仕込み物のため、連結器カバーは先に切り取ってあります。

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990側先頭車、先頭形状が仮で完成。ワイヤフレームの線が視覚的な先入観を与えていて少しガタついて見えますが、2面図と資料を見る限りこんな形状だったようです。
今後窓などを描き込んでいって、整合性が取れなくなってきたらその都度変更の予定です。

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描き続ける事3週間。アンテナなども付けつつ遂に
「TRY-Z 仙台側先頭車 クモヤE991-1」
の3Dモデルが完成です。細かい所は今後詰めます。
そしてなんとこのプロジェクト、この1両の完成で全体の10~15%くらいしか達成されていません。先はどこまでも長いです。

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