【せいめいについて】
生命。若しくは声明。

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【なんか落ちてた】
朝食を食べ終えると隣の空席に、古い新聞紙が置いてあるのに気が付いた。誰かの忘れ物だろうかとチラッと周囲を見回すが、どうやら誰も気に留めていないらしい。書かれているのは、とある事故について。山。そういえば、このへんにも山があったような気がする。

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【色彩でお話】
自然とおてて繋いでたら可愛いの

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【だってまだ子供だ】
「いいかい、気軽に散歩なんて行くもんじゃないからね」
「分かりました」
田舎の夏を舞台にしたゲームの説明書には、確かこう書かれていたな。「大人が言う駄目を沢山やりましょう」なんて。

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どうもこの蛍、ちょっとおかしい。
だって、頭が良すぎない?

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「くれぐれも
__蛍火を追っていたら帰れなくなった…なんてことがないように、ね」

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【シキの宣告】
きっとまともではなかったので、きっと正常ではなかったので。おれはみんなを悲しませていました。中でも一番苦しんでいたのはきっと母親で、何に対しても完璧主義で人目を気にする母親は、おれの性質に絶望していたに違いません。

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どこに置いてきたの?

お借りしましたよ!

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