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『…はっ』
気がつくと、俺は布団で寝ていた。
『良かった。静久の話は本当だったんだな…キスで元に戻って…ない!?』
起き上がってみて、やけに背が低いことに気がついた。とっさに鏡を見ると、緑色の髪と赤い瞳。どうやら紬の次はのみきになってしまったみたいだ。
『そ、そんな馬鹿なぁ…!』
『羽依里、メリー…クリスマース…』
『蒼なのか?髪解いてるから一瞬わからなかったよ』
『いつもの髪型だと、サンタ帽って被りにくいし…それにしてもこの格好、恥ずかしーわね…』
『俺としてはすごく嬉しいけど』
『そ、そう…?なら、いいかな……はい。プレゼント』
#メリークリスマス
『渚さん、お誕生日おめでとうございます!あんぱんがお好きと聞いたので、沢山ご用意させていただきましたっ!』
『あ、ありがとうございますっ…(どうしましょう。実家がパン屋なんて、とても言えませんっ…)』
『…そうです!灰桜さん、せっかくですから一緒に食べましょう!』
#古河渚生誕祭2020
『…元の身体に戻るのに必要なこと。それはキスよ』
…静久にそんな事を言われて、加藤家に来たけど。
『えぇ…自分にキスするの…?』
呑気に眠る自分を見やる。
『やるだけやって元に戻らなかったらどうしよう』
それこそ悪夢だ。けど…今はこれしかない。
『ええい、ままよ!』
…むちゅ~。
『…それで元の身体に戻りたいんだけど、どうすればいいかな』
サラサラの金髪を静久に結ってもらいながら、俺はそう願望を口にする。
『ひとつ思い当たる節があるわ。今夜、加藤さん家に行きましょう』
『今夜…って、それまでは?』
『私が紬とはなんたるかを教えてあげる』
『むぎーーー!?』
『むぎゅ!?』
…次に目が覚めると、紬になっていた。
そりゃもう、その口癖が出てしまうくらい驚いた。ところで、なんで裸なんだろう。
『とりあえず、服を着ないと…』
ひとまず、近くにあった猫の着ぐるみを着ることにした。
『紬、おはよう』
…その時、灯台の扉が開き、静久がやってきた。
…って、このままだと変な流れになる!さすがにこれは夢だ!早く目覚めろ俺!
…というわけで、頭を前後左右に振る。
『あうっ!?』
…そしたら、当然のように目の前にいた藍に頭突きをしてしまった。目から火が出た感じがした直後、藍の輪郭がぼやけていく。良かった。これで目覚められそうだ。
『えーっと、藍、これってどうやってつけるの?』
俺は思わずそう聞いてしまった。だって、ブ、ブラなんてつけたことないし。
『本当に熱でもあるんじゃないですか?こうですよ。こう』
訝しげな視線を向けつつも、どこか嬉しそうに藍が手伝ってくれた。うう、嬉しいような、恥ずかしいような。
#2020年の絵を振り返る
今年は途中からメディバンからクリスタに乗り換えたってこともあって、ずっと迷走していた気がする(´ω`)
そして蒼藍率の高さよ(*´▽`*)