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「イメチェン…か。こういうのもありかもしれないな」
「…のみき、何やってるんだ? 眼鏡?」
「た、鷹原…こ、これは違うんだ。決してちやほやされる紬が羨ましかったというわけじゃないぞ」
「似合ってるとは思うぞ…メガネの美希」
「メガネショップのような言い方はよしてくれ」
「こまりちゃん、誕生日おめでとう」
「…ぽっきーだー。りんちゃん、ありがとー」
「…実はきょーすけたちと駅前の限定スイーツを買いに並んだが、目の前で売り切れた。ごめん」
「ううん。すごく嬉しいよー。だから幸せのおすそわけ。りんちゃんも一緒に食べましょー」
#神北小毬生誕祭2023
「羽依里…その、誕生日プレゼントに結婚式挙げてみたい…って、確かに言ったよ?でも、ここまで本格的にやってくれるの?」
「ウエディングドレスに指輪まであるし…え?島に教会はないから灯台で勘弁してくれ?それは構わないけど…皆が待ってる?は、はわわ…!」
#久島鴎生誕祭2023
「羽依里、コーヒーはブラックに限るよね」
「ほう。識やしろはと違って、鴎はコーヒーの良さがわかるのか」
「うむ。私はコーヒーにはうるさい鴎だよ」
「…俺からは見えないカップの陰に、角砂糖置いてるの知ってるんだからな」
「し、失礼な。もう入れちゃったから証拠はない…あっ」
「島内巡回スーツケースバス、発車しまーす」
「…鴎、何言ってるんだ?」
「いいから押してよ、運転手さん」
「…閉まるドアと人使いの荒い鴎にご注意ください」
「バスガイドに向かって失礼な」
「それより本当に島のディープスポットを巡るのか?蒼からの情報だし、変な想像しちゃうんだけど」
「ハイリさんはシズクとデートがしたくなーる…デートがしたくなーる…」
「…紬、何やってるの?」
「むぎゅ!?シズク、これはスイミンガクシューというもので…」
「ああ、そういうこと…パイリ君は私たちとデートがしたくなーる…」
「そ、それは駄目です!」
「(実は起きてるんだけど…)」
「最近、羽依里が腰が痛いってよく言うの。農作業のしすぎだと思うけど」
「将来の旦那様なんだし、マッサージとかしてあげたら?」
「それは毎晩してあげてる」
「ま、毎晩…ま、若い頃の腰痛なんて腰動かしてれば治るわよ」
「…蒼が言うと変な意味に聞こえるね」
「べ、別に他意はないから!」
「ポーン!」
「うわ、イナリってば、ずぶ濡れじゃないのー」
「ポンー…」
「まだ降らないだろうと安心してた…と。拭いたげるからこっち来なさい」
「ポンポーン!」
「…それより、この雨の中を羽依里が歩いてる…ずぶぬ濡れだ…?」
「ポン!」
「…情報ありがと。迎えに行ってくるわねー」
「蒸し暑い…今日も雨だし、まるで梅雨だ…」
「そろそろ食べ物の心配をしないといけないかもね。一昨日作ったいなり寿司、そろそろ危ないかも」
「でも数が多いですし…あ、ちょうどイナリが来たのであげちゃいましょうよ」
「そうだね。イナリ〜、いなり寿司があるよ〜?」
「ポ、ポン!?」
「水織先輩、ご卒業おめでとうございます」
「おめでとうございまーす!」
「ううっ、くっ…」
「ほら天善、泣いてばかりじゃ駄目よ」
「わ、わかっているが…涙が止まらない…」
「先輩、卒業後は美大に進むんでしたよね」
「ええ。おっ〇いの素晴らしさを世界に広めるため、芸術家を目指すわ」