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『蒼ちゃん、おめでとうございます』
『へっ?藍、いきなり何?まだ誕生日には早いわよ?』
『今日は妹の日らしいので。おめでとうございます』
『蒼ーーー!俺もお祝いしてやるぞーーー!』
『げ。良一ちゃんが来ました。蒼ちゃん、逃げましょう。きっと良くないものを贈るつもりです』
#毎日蒼
『鏡よ鏡、この世で一番美しいのはだぁれ?』
『はい、それは蒼ちゃんです。蒼ちゃんに決まってます』
『ちょっと!そこは鏡なんだから、白雪姫って言いなさいよ!話が進まないじゃない!』
『正直に答えて何が悪いんでしょうか…ねぇ、王子様?』
『まぁ…俺にとっても、蒼が世界で一番だけど…』
『蒼、藍に黙って出てきて良かったのか?』
『いいのよ。たまにはねー』
『で、俺をこんな山の中に連れ込んで何をするつもりだ?』
『それ、本来あたしの台詞なんだけど…それより空見て。ここなら流星群がバッチリ見えるわよ』
『おお、本当だ』
『せっかくだし、二人っきりで見たかったのよー』
『静久、今日はバナナの日らしいんだ』
『そうなの?じゃあ、バナナカレーを作ってみるわね』
『待ってください!どうせ使われるのなら、バナナチャーハンになった方がバナナも幸せですよ!』
『え、うみちゃん!?』
『どっちも実在する料理みたいだけど、まだカレーの方が食べやすそうな…?』