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ということで、第四十一話「パスワードはお忘れなく」は連載20回の明日最終回を迎えます🎉
さあて、レイターは生き延びられるのでしょうか
第四十二話のタイトルどうしよう…悩んでる
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こいつは昔、フローラとこの家で暮らすようになって『赤い夢』を見なくなった。そのフローラはもういない。
ぽつりとレイターが言った。
「赤い夢の中で、時々、俺は救われる」
「救われる?」「よくわかんねぇが、ティリーさんの声が聞こえるんだ。『大丈夫、大丈夫』ってな」
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レイターが参っているのは明らかだ。
精神が限界に来ている。
眠れない、食事も摂れない、衰弱したその先にあるのは廃人か死だ。
こいつは、潜在的に死に対して願望を持っている。
フローラの下へ行きたいと。
自白剤がその深層心理を顕在化させている。このままでは危険だ。
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「悪夢を見たんだろ」
「悪夢ってことはあんたの夢か?」
「真面目に答えろ。『赤い夢』を見たんだな」
レイターは絞り出すような声で答えた。
「ああ」
想像通りの答えだった。封印が解けてしまったということか。
「いつから?」
「フン、あの自白剤を打たれた後は、寝ても覚めても地獄だ」
「フン! あんたに起こされて気分が悪いだけだ。勝手に人の部屋入ってきやがって」
「バブさんがお前の様子が変だ、と言うから見に来たんだ」
「あのばあさんが、俺のことを変だってのは昔っからだろが」
「いつから食べてないんだ?」
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“レイターの息が荒い。
「おい、しっかりしろ。起きろ!!」
レイターの体を揺さぶって起こす。
「う、うわあぁぁぁ」
目を開けたレイターが恐ろしい形相で私を見つめた。
「あ、あんたか。びっくりさせんなよ」
肩で息をしている。
「大丈夫か?」”
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銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十一話(19) パスワードはお忘れなく
レイターは赤い夢を見たという
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ベッドの上のレイターは私が部屋に入ったのにも気づかず、布団を抱え込んで丸まっていた。
覗き込むと苦しそうな顔をしていた。汗もひどく、うなされている。自白剤の影響か。
昔もこうして苦しげに寝ている彼を見たことがある。
嫌な予感がする。
その時、
「やめろぉぉぉーー!」
レイターが叫んだ。
“「坊ちゃん、これを見てください。絶対に変です」
任務を終えて三日ぶりに月の屋敷へ戻ったアーサーは侍従頭のバブに声をかけられた
レイターの部屋をノックをする。鍵がかかっていた。屋敷のマスターキーで勝手に開けた
相変わらず散らかった部屋だ”
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