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銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十一話(17) パスワードはお忘れなく
アーサーがチャムールより軍を選択すると聞かされ、ティリーは何も言えなくなった
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“「レイターはね、宇宙が崩壊してもティリーを守る、ってアーサーに言ったそうよ」
「えっ?」
まるでプロポーズだ。
ほんのりと湧き上がってくるうれしさを封じ込めて応じる。
「ま、わたしを守るのはレイターのお仕事だからね」”
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チャムールがレイターが軍人ということを前から知っていたと聞いてティリーは不快感に襲われた
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「チャムールは、レイターがアーサーさんと同じ仕事、そのぉ…特命諜報部にいるってこと、前から知ってたの?」
わたしの問いにチャムールはうなずいた。
予想していた答えだったけれど、不快な気分がわたしを襲った。 https://t.co/HlJutWrJ5X #銀河フェニックス物語
“「チャムールは今回のこと知ってるのね」
「ええ、アーサーから聞いたわ。大変だったわね。生きて帰ってこられて本当によかった」
わたしはふわっと気持ちが軽くなるのを感じた。チャムールには隠さなくていいのだ。今回、どんなに怖い目にあったか”
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“「俺は、やっと決別したんだよ。なのに、俺がティリーさんを襲ったら、あんた、責任取れるのかよっ」
街でとっかえひっかえしていた女性たちの責任を取ったことがあるのか、と言いたいところをこらえる。自白剤の影響下、ティリーさんに対し自制がきかなくなるという自覚がこいつにあるということだ”
“「宇宙が崩壊したって俺は目の前のティリーさんを守る。あんたはどうすんだよ? チャムールさんが人質にとられたら」
「……」
「俺が代わりに答えてやるよ。あんたは絶対パスワードを言わねぇ。だからあんたは将軍の跡取りができるんだ」”
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「私はお前の報告を信じていない」
「あん?」
「私が『自白剤によってパスワードを吐いたのか?』と聞いたとき、お前は肯定した瞬間に気分が悪くなった。私の問いに対し嘘をついたからだ。あの自白剤は脳内の記憶と違う発言をすると嘔吐中枢が刺激される仕組みだからな」
「ったく、やな野郎だ」
「あんた、なんでティリーさんに特命諜報部の話をした?」
「言っただろ、父上の了承は得ている」
「答えになってねぇ。ティリーさんが巻き込まれたらどうする気だよ」
俺はあいつの襟ぐりをつかんだ。
「ティリーさんはすでに巻き込まれている」
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銀河フェニックス物語<出会い編> 第四十一話(16) パスワードはお忘れなく
自宅へ戻ったティリーのもとをチャムールが訪れた
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