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叢雲ユヅキ「いよいよ梅雨が明けようとしている。今年もまた、あの忌まわしい季節がやって来るのだ。まあいい。覚悟はできている。どんなことがあっても俺は……。俺は俺でしかない。ただ、それだけだ」 #セブスカ
迦具土ヒノ「……そう!ふたり、2名で予約頼むぜっ!……ば、ばかっ、同じ部屋だなんて、ま、まだ早過ぎるだろ、そーゆーのはっ!?俺とあいつは幼馴染っつーか、恋人未満っつーか……あ、と、とにかく2部屋、よろしくなっ!」 #セブスカ
迦具土ヒノ「昼時の学食は激混みだな……。あれ?あいつ、あんなところでうたた寝してやがる。デコピンでもして起こしてやるか。それから……俺が誘ったら、あいつ、一緒に奥音里に行ってくれるかな。俺は……あいつと行きたい」 #セブスカ
【ワリコミ企画!スタッフが描いてみた!③】
ヒノ「…いけ!パンダムン…体当たりだ…!…ムニャムニャ…」
トア「何の夢を見てるのかはわかりませんが、パンダムン、必殺技が体当たりって、もう最後の手段ですよね…」#セブスカ
甘梨イソラ「奥音里禁忌倶楽部、か。なんだか面白そうなSNS、見つけちゃったな。8月1日のオフ会、参加するしかないでしょ?何しろ開催場所はあの風厘カフェだしさ。ま、調理師免許取ったからって、手伝う気はさらさらないけどね~♪」#セブスカ
叢雲ユヅキ「おいユキ。例のナントカ倶楽部が8月1日にオフ会を開くとか言っているらしいな。ふざけた事を…早くあのサイトを閉鎖してしまえ。おまえなら赤子の手をひねる程度の…だからそれは違法サイトだクリックするなと…ほらあ!」 #セブスカ
櫛奈雫トア「お、オフ会って、ぼくなんかが行っても、きっと誰も嬉しくないよね。……ううん、ダメだ。何のために奥音里に行くんだ……一歩踏み出す勇気を持たなきゃ。彼女だってそう言ってくれたじゃないか。そのおかげでぼくは……!」 #セブスカ
迦具土ヒノ「奥音里禁忌倶楽部がオフ会を開くのか。もしかしたら、兄貴を捜すいい機会かもしれねーな。あいつを誘ったら、一緒に行くって、頷いてくれるかな。…大丈夫。何があっても俺が守ってみせる。だって……約束しちまったからな」 #セブスカ
叢雲ユヅキ「『奥音里禁忌倶楽部』とかいうふざけたサイトがあるらしいな。ユキ、おまえの全能力を使って、このサイトの管理人を辿れ。……いや、それは違法サイトだ、クリックするな。……クリックするなと言ったろ……」 #セブスカ