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「さて、我を召喚したのは貴様か、人間」
不敵にほほ笑む彼女は、召喚魔法によって呼び出された悪魔だ。
……すごい、想像通りの上級悪魔が召喚された。
「して、要件は何かな?」
俺はゆっくりと口を開く。
「俺の彼女になってください!」
「ええ!?」
こうして俺のラブコメが幕を開けた。
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「ん? どうかした?」
「さっきから気になってたんだけど、それダミーブックじゃね?」
構造的に変なの気になるのよな……。
「あちゃー、バレちゃった? もう勉強だるくない? どっか遊びいこ?」
サボり癖のある彼女、今日も悪魔のささやきを繰り出して、まんまと俺はそそのかされる。
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「……今見てましたね、先輩」
「え!? 全然そんなことないよ!?」
「さすがにキョドりすぎですよ」
クスクス笑う彼女。
「これから1秒見るごとに100円罰金です」
「お高くない!?」
後輩の彼女にいじられてばかりだが、それでも見惚れるのがやめれない俺、今日もお金を貢いでます……。
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